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【参考資料1】電子カルテ情報共有サービス システムベンダ向け技術解説書(案) (70 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_37429.html
出典情報 健康・医療・介護情報利活用検討会 医療等情報利活用ワーキンググループ(第20回 1/24)《厚生労働省》
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API 通信方式する場合も、同様に、施設内の電子証明書の入った端末もしくはサーバーを経由し
た接続が必要となりますのでご留意ください。



FHIR 変換等の専用サーバー
FHIR データ変換等アプリケーションを実行するための専用サーバー(以下、
「FHIR サーバー」
という。)の導入については医療機関等の規模やシステム構成によって諸条件が異なるため、要否
含めて各施設の運用に合わせてご検討ください。
なお、FHIR サーバーを導入する場合、電子カルテ情報共有サービスの利用にあたってはファサ
ード型で差し支えありませんが、別途の利用目的でリポジトリ型を選択いただくことも可能です
ので、医療機関等と相談の上、ご検討ください。

表 21.FHIR サーバーにおけるファサード型とリポジトリ型の説明
タイプ

説明

ファサード型

電子カルテシステム等のデータを電子カルテ情報共有サービスに登録
するタイミングで都度 FHIR 変換する方式。

リポジトリ型

電子カルテ情報共有サービスに登録するタイミングとは関係なく、電子
カルテシステム等のデータをあらかじめ FHIR 変換してリポジトリと
してデータ保存しておく方式。

また、クラウド型の FHIR サーバー起点で Web API 通信方式する場合も、電子カルテシステ
ム等と同様に、施設内の電子証明書の入った端末もしくはサーバーを経由した接続が必要とな
りますのでご留意ください。

オンライン資格確認ネットワークの接続方式で採用されている、
「IP-VPN 接続方式(光回線に
限る)」もしくは 「IPsec+IKE 接続方式」のいずれかの方式から選択できます。それぞれの接続
方式に応じたネットワーク連携のパターンについては、オンライン資格確認等システム及び電子
処方箋管理サービスと同様の内容になりますので、
「オンライン資格確認等システムの導入に関す
るシステムベンダ向け技術解説書」及び「電子処方箋管理サービスの導入に関するシステムベンダ
向け技術解説書」より詳細内容をご確認ください。加えて、
「オンライン資格確認等システムとの
接続に係るネットワーク連携のパターンの参考例」も公開されておりますので、併せてご参考くだ
さい。なお、これらの記載内容は、一般的に想定される例を示しているものであるため、実際の導
入にあたっては医療機関等の実情に応じてご検討ください。

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