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【参考資料1】電子カルテ情報共有サービス システムベンダ向け技術解説書(案) (67 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_37429.html
出典情報 健康・医療・介護情報利活用検討会 医療等情報利活用ワーキンググループ(第20回 1/24)《厚生労働省》
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システム構成
電子カルテ情報共有サービスを導入した場合の代表的なシステム構成を、
「図 20. 電子カルテ情
報共有サービス導入後のシステム構成イメージ例」に示します。

図 18 .電子カルテ情報共有サービス導入後のシステム構成イメージ例

なお、各施設によって、部門システム(文書作成システム、地域連携システム、検査システ
ム、健診システム等)の有無や、SS-MIX2 ストレージまたは診療 DWH の有無等、医療機関等
システムの構成は多種多様に存在しています。そのため、どの医療機関等システム(データベー
ス)からデータを出力し、どのシステム上で FHIR 変換等を行い、どのシステムが I/F となっ
て、電子カルテ情報共有サービスにデータ登録するかの経路について、医療機関等と相談の
上、ご検討ください。
ご参考として、健診機関併設医療機関における健診システムから電子カルテ情報共有サービ
スまでのデータ登録ルートについて例示します。健診機関と併設医療機関とでは建屋が分かれ
ている等でネットワークが分離されているケースも多くあります。そのため、このようなケー
スの場合には以下の2パターンの対応方法が考えられます。
1つ目の対応方法:健診機関に新たに資格確認端末を設置し、健診機関の健診システムから
直接電子カルテ情報共有サービスにデータ登録するパターン。
2つ目の対応方法:健診機関と医療機関との間に設けた共有サーバ等を経由して医療機関の
電子カルテシステムから、電子カルテ情報共有サービスにデータ登録するパターン。

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