参考資料3 薬学教育モデル・コア・カリキュラム(令和4年度改訂版) (32 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shiryo_240205.html |
出典情報 | 新薬剤師養成問題懇談会(第23回 2/5)《厚生労働省》 |
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「F 臨床薬学」
<学修目標>
1)患者・患者家族の心理について理解を深め、患者のナラティブや主体的な意思決定を尊重し、
支援する。
2)医療者と患者・患者家族の関係性が治療や健康行動に及ぼす影響について理解し、患者・患者
家族の価値観やレディネス(心の準備状態)に合わせて対応する。
3)患者・患者家族の多様性、個別性について理解し、患者固有のナラティブに基づく医療(NBM)
と科学的根拠に基づく医療(EBM)を総合的に活用する重要性を説明する。
4)ライフサイクル特有の健康課題について理解し、患者の人生の伴走者として患者の行動変容を
継続的に支援する。
<学修事項>
(1)患者の基本的権利【1)、2)、3)】
(2)患者・患者家族の心理【1)、2)、3)】
(3)全人的医療【1)、2)、3)】
(4)患者のナラティブ【1)、2)、3)】
(5)インフォームド・コンセント、情報共有、共同意思決定(SDM)【1)】
(6)守秘義務、個人情報の保護、情報開示、説明責任【1)、2)】
(7)医療者‐患者関係が治療に及ぼす影響【1)、2)、3)】
(8)ヘルスリテラシー、健康行動理論【4)】
(9)ライフサイクル理論【4)】
(10)人生の最終段階におけるケア(エンド・オブ・ライフケア)【1)、2)、3)】
(11)生まれ持った個性や価値観、信条、宗教等の多様性や人間性を尊重する意義について、真摯
に討議する。【2)、3)】
<評価の指針 重点>
2、3、4
B-1-3 薬剤師の社会的使命と法的責任
<ねらい>
薬剤師に求められる社会的使命と法的責任を自覚し、責務を果たすための判断力と行動力をも
って、調剤、医薬品の供給、その他薬事衛生をつかさどる専門職として、質の高い医療、保健、
介護、福祉に貢献する能力を身に付ける。
「他領域・項目とのつながり」
この小項目を学ぶために関連の強い項目
「C 基礎薬学」「D 医療薬学」「E 衛生薬学」
この小項目を学んだ後につなげる項目
「F 臨床薬学」
<学修目標>
1)薬剤師の社会的使命、法的責任、遵守すべき行動規範を理解し、患者・生活者の健康な生活を
確保するという薬剤師の任務と責任を自覚する。
2)薬剤師の任務を適正に遂行するために必要な法規範を理解し、薬剤師の業務と関連付けて説明
する。
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