参考資料3 薬学教育モデル・コア・カリキュラム(令和4年度改訂版) (92 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shiryo_240205.html |
出典情報 | 新薬剤師養成問題懇談会(第23回 2/5)《厚生労働省》 |
ページ画像
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
この小項目を学ぶために関連の強い項目
「C-1-4 反応速度」、「C-2-1 分析方法の基礎」、「C-2-4 電磁波を用いる定量法」、
「C-2-6 分離分析法」、「C-2-7 医療現場における分析法」
この小項目を学んだ後につなげる項目
「E-1 健康の維持・増進をはかる公衆衛生」、「E-1-2 人の健康を脅かす感染症の予防
とまん延防止」、「E-2 健康の維持・増進につながる栄養と食品衛生」、「E-3-1 人の
健康に影響を及ぼす化学物質の管理と使用」、「F-1 薬物治療の実践」
<学修目標>
1)薬物速度論的解析法に基づいて、体内薬物量(濃度)の時間的推移を、薬物動態パラメータを用
いて説明する。
2)薬物動態パラメータを利用して、患者の生理状態を考慮した、適切な薬物投与計画を立案する。
3)治療薬物モニタリング(TDM)において、患者で実際に観察された血中薬物濃度に基づいて、
個々の患者に最適な薬物治療を実践するための投与方法・投与量・投与間隔を設定する。
4)薬物動態学/薬力学解析(PK/PD解析)の概念と応用について説明する。
<学修事項>
(1)薬物速度論的解析法(コンパートメントモデル(線形・非線形モデル)、生理学的薬物速度論、
モーメント解析法) 【1)、2)、3)、4)】
(2)薬物動態パラメータを利用した薬物投与計画【2)、3)】
(3)治療薬物モニタリング(TDM)の意義・測定法【3)】
(4)ポピュレーションファーマコキネティクス(母集団薬物速度論)【3)】
(5)薬物動態学/薬力学解析(PK/PD解析)【3)、4)】
<評価の指針 重点>
4
D-5 製剤化のサイエンス
D-5-1 薬物と製剤の性質
<ねらい>
この小項目では、「B-4 医薬品等の規制」、「C-1 化学物質の物理化学的性質」、「C-2 医薬
品及び化学物質の分析法と医療現場における分析法」を学んだ上で、代表的な製剤材料の種類
(固形材料、半固形材料、液状材料、分散系材料)と物性に関する基本的理論、ならびに薬物の安
定性(反応速度、複合反応等)に対する影響因子と、安定化のための製剤技術を理解することで、
薬物治療において患者に適切な製剤を提供するための基本的知識を身に付ける。
「他領域・項目とのつながり」
この小項目を学ぶために関連の強い項目
「B-4-2 医薬品等の品質、有効性及び安全性の確保と薬害の防止」、「C-1-3 エネルギ
ーと熱力学」、「C-1-4 反応速度」、「C-2-2 溶液の化学平衡と容量分析法」
この小項目を学んだ後につなげる項目
「E-1 健康の維持・増進をはかる公衆衛生」、「E-2 健康の維持・増進につながる栄養
と食品衛生」、「E-3-1 人の健康に影響を及ぼす化学物質の管理と使用」、「E-1-2 人
の健康を脅かす感染症の予防とまん延の防止」、「F-1 薬物治療の実践」
91