参考資料3 薬学教育モデル・コア・カリキュラム(令和4年度改訂版) (79 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shiryo_240205.html |
出典情報 | 新薬剤師養成問題懇談会(第23回 2/5)《厚生労働省》 |
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<ねらい>
この中項目では、「C-4 薬学の中の医薬品化学」、「C-6 生命現象の基礎」、「C-7 人体の構
造と機能及びその調節」を学んだ上で、正常反応と疾患における異常反応を関連付け、疾患の発
症メカニズムと病態を理解し、疾患の概念を理解する。疾患に適応のある治療薬の作用メカニズ
ムと、疾患概念、病態を関連付けて理解するとともに、疾患治療における位置づけを理解する。
さらに、治療薬の効果と有害反応(副作用)の関連を理解し、治療に必要な情報を把握することで、
予防・衛生、臨床薬学に関わる他領域の学修につなげる。
「他領域・項目とのつながり」
この小項目を学ぶために関連の強い項目
「C-4 薬学の中の医薬品化学」、「C-6 生命現象の基礎」、「C-7 人体の構造と機能及
びその調節」
この小項目を学んだ後につなげる項目
「E-1 健康の維持・増進をはかる公衆衛生」、「E-2 健康の維持・増進につながる栄養
と食品衛生」、「F-1 薬物治療の実践」、「F-4 地域医療・公衆衛生への貢献」
なお、「D-2 薬物治療につながる薬理・病態」に含まれる小項目は、「D-2-1 自律神経系に作
用する薬」 から「D-2-3 麻酔薬」は、特定の疾患ではなく、全身的な観点で使用される医薬品
の小項目、「D-2-4 運動神経系や骨格筋に作用する薬」から「D-2-16 悪性腫瘍(がん)と治療薬」
は、治療薬と病態との関連性が高い医薬品の小項目、「D-2-17 緩和医療と治療薬」から「D-2-2
0 セルフケア、セルフメディケーション」は、多くの疾患に対して適応される医薬品の小項目で
ある。このため、「D-2-1 自律神経系に作用する薬」から「D-2-20 セルフケア、セルフメディ
ケーション」の各小項目の学修の<ねらい>の基盤、他領域・項目とのつながりは全ての小項目
に共通していることから、中項目「D-2 薬物治療につながる薬理・病態」にまとめて記載し、学
修目標及び学修事項のみを「D-2-1 自律神経系に作用する薬」から「D-2-20 セルフケア、セル
フメディケーション」の各小項目に記載した。
D-2-1 自律神経系に作用する薬
<学修目標>
1)自律神経系の異常による病態の発症メカニズムを、生体の恒常性と関連付けて説明する。
2)自律神経系に作用する薬の作用メカニズムと病態を関連付けて説明する。
3)治療薬の作用メカニズムと有害反応(副作用)を関連付けて説明する。
4)同種・同効薬の類似点と相違点を把握し、疾患へ適用する根拠を説明する。
<学修事項>
(1)代表的な自律神経系の異常による病態【1)】
(2)代表的な交感神経に作用する薬、副交感神経に作用する薬【2)、3)、4)】
<評価の指針 重点>
1、2
D-2-2 鎮痛作用を有する薬物
<学修目標>
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