参考資料3 薬学教育モデル・コア・カリキュラム(令和4年度改訂版) (90 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shiryo_240205.html |
出典情報 | 新薬剤師養成問題懇談会(第23回 2/5)《厚生労働省》 |
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(1)医薬品情報の加工・提供・発信【1)】
(2)情報を取り扱う上での注意点(知的所有権、守秘義務など)【1)、2)】
(3)医薬品の比較評価(同種同効薬、先発・後発医薬品など)【1)、2)】
(4)医療ビッグデータの例と特徴【3)】
(5)不足している情報の創生や課題解決を目指した研究計画【3)】
<評価の指針 重点>
3
D-3-5 患者情報
<ねらい>
この小項目では、「B-1 薬剤師の責務」を踏まえ、患者から発生する情報やその情報をやり
とりする媒体や手段、更にはその進歩を理解し、最適な薬物治療を提供するために必要な患者情
報を評価する能力を身に付ける。
「他領域・項目とのつながり」
この小項目を学ぶために関連の強い項目
「B-1 薬剤師の責務」、「B-5 情報・科学技術の活用」
この小項目を学んだ後につなげる項目
「F-1 薬物治療の実践」、「F-3 医療マネジメント・医療安全の実践」、「F-4 地域医
療・公衆衛生への貢献」
<学修目標>
1)患者基本情報とその情報源及び媒体を説明する。
2)問題志向型システム(POS)の意義を理解し、SOAP形式等
を用い、患者情報より問題点を抽出、評価、計画の記録をする。
3)薬物治療を個別最適化するために必要な患者情報を抽出し、考慮すべき事項を説明する。
4)守秘義務と個人情報保護に配慮した患者情報管理の重要性を説明する。
5)医療における患者情報のデジタル化や、その取扱いについて説明する。
<学修事項>
(1)薬物治療の効果・副作用評価に必要な患者情報(基本的情報、遺伝的素因、年齢的要因、臓器
機能、生理的要因等)【1)、2)、3)】
(2)問題指向型システム(POS)、SOAP【2)】
(3)患者情報の媒体(調剤録、薬剤服用歴、お薬手帳、処方箋、診療録など)【1)、2)、3)】
(4)守秘義務、個人情報保護【4)】
(5)医療における情報通信技術(ICT)の進展【5)】
<評価の指針 重点>
3
D-4 薬の生体内運命
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