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【資料2】精神保健医療福祉の現状等について (37 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000202961_00033.html
出典情報 精神保健医療福祉の今後の施策推進に関する検討会(第1回 5/20)《厚生労働省》
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近年の精神保健医療福祉の経緯①
我が国の精神保健医療福祉については、平成16年9月に精神保健福祉本部(本部長:厚生労働大臣)で策定された
「精神保健医療福祉の改革ビジョン」において「入院医療中心から地域生活中心へ」という理念が示されて以降、
様々な施策が行われてきた。

精神保健福祉施策の改革ビジョンの枠組み
精神保健福祉施策について、「入院医療中心から地域生活中心へ」改革を進めるため、
①国民の理解の深化、②精神医療の改革、③地域生活支援の強化を今後10年間で進める。

国民の理解の深化
「こころのバリアフリー宣言」の普及等を
通じて精神疾患や精神障害者に対する
国民の理解を深める

精神医療の改革

地域生活支援の強化
相談支援、就労支援等の施設機能の
強化やサービスの充実を通じ市町村を
中心に地域で安心して暮らせる体制を
整備する

救急、リハビリ、重度などの機能分化
を進めできるだけ早期に退院を実現
できる 体制を整備する

基盤強化の推進等
・精神医療・福祉に係る人材の育成等の方策を検討するとともに、標準的なケアモデルの開発等を進める
・在宅サービスの充実に向け通院公費負担や福祉サービスの利用者負担の見直しによる給付の重点化等を行う

「入院医療中心から地域生活中心へ」という
精神保健福祉施策の基本的方策の実現
※上記により、今後10年間で、受入条件が整えば退院可能な者約7万人について、解消を図る。
出典:精神保健福祉対策本部「精神保健福祉施策の改革ビジョンの枠組み」 37