よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


【資料2】精神保健医療福祉の現状等について (71 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000202961_00033.html
出典情報 精神保健医療福祉の今後の施策推進に関する検討会(第1回 5/20)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

令和6年度診療報酬改定 Ⅲ−4−5 地域移行・地域生活支援の充実を含む質の高い精神医療の評価

精神疾患を有する者の地域移行・地域定着に向けた重点的な支援(イメージ)
(入院前 〜 )

入院初期

入院中 〜 退院

地域生活

(新)精神科入退院支援加算
精神科病院・診療所
行政

○ 入退院支援部門の設置
○ 入院早期からの退院支援(計画、会議)
退院後の生活を見据えた支援
関係機関との日常的な連携を推進

(見直し) 機能集約
地域移行機能強化
病棟入院料
届出期限の延長
要件見直し

地域生活に向け
た支援が必要な
回復期患者の
受入れ
○ 自宅等から入院
○ 他の精神病床から
転院・転棟

外来医療等

行政

障害福祉サービス 訪問看護 精神科病院・
等事業所 ステーション 診療所

地域に貢献する精神科医・医療機関におけるかかりつけ精神科医機能を評価
手厚い診療に重点を置いた評価体系へ見直しつつ、早期介入、トラウマ支援、児童思春
期の患者に対する診療等、多職種の専門的知見を活用した質の高い診療・支援を評価
包括的支援マネジメント、在宅医療を推進し、生活や病状に応じた地域生活支援を充実

(新)精神科地域包括ケア病棟入院料(通算180日)
(新)自宅等移行初期加算(通算90日)
精神障害にも対応した地域包括ケアシステムの構築推進
精神科回復期医療

多職種含め13対1の人員配置
地域定着も含めた退院支援

精神科在宅医療の提供 (※1)

在宅医療、訪問看護等の提供実績

かかりつけ精神科医機能 (※1)

地域の精神科医療提供体制への貢献
時間外診療、精神科救急医療の提供

自宅等への移行
自宅等移行率(※2)
(新規患者)6月以内に7割

【通院・在宅精神療法】

(見直し)
60分以上の充実
30分未満の適正化
療養生活継続支援加算の充実
(新)
早期診療体制充実加算
児童思春期支援指導加算
心理支援加算
情報通信機器を用いた場合

直近1年間の入院期間を通算
(その他)データ提出加算の届出(※2)
【経過措置】
(※1)令和7年5月31日まで
(※2)令和7年9月30日まで

(見直し)精神科在宅医療の推進に向けた評価の充実
精神科在宅患者支援管理料の対象患者を拡大
(精神科地域包括ケア病棟からの退院患者等を追加)
在宅精神療法にも療養生活継続支援加算を設ける 等

病状等に応じて再入院を含め柔軟に入退院を運用
退院後は、在宅医療、情報通信機器を用いた精神療法、
時間外診療等を活用し、地域生活を支え、不安定な症
状等にもできる限り入院外で対応

⇒ 地域平均生活日数の向上

71