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【資料2】精神保健医療福祉の現状等について (75 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000202961_00033.html
出典情報 精神保健医療福祉の今後の施策推進に関する検討会(第1回 5/20)《厚生労働省》
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精神障害にも対応した地域包括ケアシステムにおける医療機関の役割
精神障害にも対応した地域包括ケアシステムにおいて、精神障害を有する方等がかかりつけとしている精神科医療
機関に求められる機能が取りまとめられている。
入院、入院外によらず、かかりつけ精神科医機能を有する医療機関においては、かかりつけ精神科医機能の発揮の
ほか、連携拠点機能や救急医療体制への参画等が求められる。

精神障害を有する方等がかかりつけとしている精神科医療機関に求められる機能
①かかりつけ精神科医機能
○ケースマネジメント
主治医(かかりつけ精神科医)が、多職種、障害
福祉サービス、行政機関等と連携し、チームを総
括しながらケースマネジメントを実施
○急性増悪時等の対応
日常的なクライシスプランの確認
緊急時の相談対応、医療提供
○訪問診療、訪問看護の提供
○他科連携、身体合併症等への対応

③精神科救急医療体制への参画
○入院外医療の提供
夜間・休日診療
電話対応
往診、訪問看護 等
○精神科救急医療体制整備事業への参画
病院群輪番型精神科救急医療施設
常時対応型精神科救急医療施設 等の指定

②地域の精神科医療への貢献
○地域における連携拠点機能
○政策医療への関与
災害対応
医療観察法医療の提供
自殺対策 等

④精神障害にも対応した地域包括ケアシステム
の構築に資する拠点機能
○協議の場への参画
○地域住民に対する普及啓発への参画及び協力
○社会的な機能の発揮
同システムの関係機関への情報発信
研修への関与
精神保健相談への協力 等

出典:令和3年3月18日「精神障害にも対応した地域包括ケアシステムの構築に係る検討会」報告書より抜粋、改変

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