資 料 4 令和6年度第1回献血推進調査会の概要について (107 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_42777.html |
出典情報 | 薬事審議会 血液事業部会 安全技術調査会(令和6年度第1回 8/30)、運営委員会(第2回 8/30)(合同会議)《厚生労働省》 |
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参考資料6
献血推進に係る新たな中期目標「献血推進2025」
1.背景及び目的
病気やけがの治療等に必要な血液は、国民の善意による献血によって支えられて
いる。献血者は昭和 60 年度に延べ約 876 万人を数えたが、その後減少を続け、平
成 30 年度には約 474 万人まで低下した。
国は、平成 17 年度から「献血構造改革」、平成 22 年度から「献血推進 2014」、平
成 27 年から「献血推進 2020」といった中期的な献血推進目標を策定して献血者確
保のための取り組みを行ってきた。
令和元年度の献血者数は、約 493 万人と増加に転じたが、20 代、30 代の献血率
の減少が続いている。令和元年 10 月に行った日本赤十字社の血液需給将来推計シ
ミュレーションでは、都道府県ごとに地域特性を踏まえ、医療法に基づく医療計画
(地域医療構想)による医療ニーズの変化、人口推移を考慮した需要推計を実施し
たところ、令和4年度には約 514 万人、令和9年度には約 507 万人の献血者が必要
になると試算された。
こうした状況を踏まえ、将来の血液の安定供給体制を確保するため、新たに令和
3年度から令和7年度までの5年間の取組の達成目標を設定し、献血の推進を図っ
ていくこととする。
なお、達成目標は、日本赤十字社において令和元年 10 月の血液需給将来推計シ
ミュレーションを基に行った新たなシミュレーションや、厚生労働科学研究「新た
なアプローチ方法による献血推進方策と血液製剤の需要予測に資する研究(主任研
究者:田中純子広島大学大学院教授)」の研究結果、及び献血推進調査会の意見を踏
まえ、設定したものである。
2.達成目標について
項 目
目標の定義
令和 7 年度
目標値
令和元年度
実績値
(参考)
(参考)
10 代
:6.6%
20 代
:6.8%
30 代
:6.6%
10 代
:5.5%
20 代
:5.7%
30 代
:5.5%
若年層の献血者数の
増加
若年層(16 才~39 才)の
人口に対する献血者数の割
合(献血率)
安定的な献血の確保
献血推進活動に協力いた
だける企業・団体の数
70,000 社
59,280 社
複数回献血の推進
年に2回以上献血された
方(複数回献血者)の人数
1,200,000 人
983,351 人
献血 Web サービスの
利用の推進
献血 Web 会員サービス
「ラブラット」の登録者の
人数
5,000,000 人
2,035,145 人
6.7%
5.7%
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