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資  料 4   令和6年度第1回献血推進調査会の概要について (94 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_42777.html
出典情報 薬事審議会 血液事業部会 安全技術調査会(令和6年度第1回 8/30)、運営委員会(第2回 8/30)(合同会議)《厚生労働省》
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しょう



血 漿 分画製剤
しょう

血 漿 分画製剤についても、第二に示したとおり、中期的に需要の増加が見
込まれることも踏まえ、輸血用血液製剤と同様に、国内自給の確保のために必
要な献血量を確保することが求められる。
しょう

一方、第五に示すとおり、血 漿 分画製剤の連産工程の中で生じる国内献血
由来の中間原料については、これまで利用されずに廃棄されていたものもある。
国、採血事業者及び製造販売業者等は、国内の献血により得られた血液が全て
しょう

有効に利用され、医療需要に応じて、血 漿 分画製剤として国内に過不足なく
しょう

供給されるよう、血 漿 分画製剤の国内自給の確保に向けた製造及び供給のた
しょう

めの体制を整備し、血液事業の安定的な運営を通じて、血 漿 分画製剤の安定
供給を確保する必要がある。
このような中期的に需要の増加が見込まれることへの対応や、未利用の中間
原料を有効に利用するため、採血事業者及び製造販売業者等は、採血から製造
及び供給までに至る全ての段階を通じて、事業の最大限の効率化及び合理化を
図る必要がある。
しょう

また、採血事業者における令和五年度の採血体制での原料血 漿 の最大確保
しょう

量は約百二十五万リットルであるが、採血事業者が検討中の原料血 漿 の新た
な確保策により、令和十年度までには令和五年度と同じ献血者数から約十万リ
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ットルの原料血 漿 を追加して確保できるようになることが見込まれる。一方、
しょう

令和十年度には国内の製造販売業者における原料血 漿 の需要量は百三十六万
しょう

リットルに達するとの推計もある。このため、国は、血 漿 分画製剤を供給する
しょう

製造販売業者等の協力を得て、国内の医療需要を踏まえた原料血 漿 の具体的

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