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高齢社会対策大綱(令和6年9月13日閣議決定) (18 ページ)

公開元URL https://www8.cao.go.jp/kourei/measure/taikou/r06/hon-index.html
出典情報 高齢社会対策大綱(9/13)《内閣府》
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で、生涯を通じた食育の取組を推進する。その際、高齢者の一人暮らし等、
家庭環境や生活が多様化する中で、地域や関係団体の連携・協働を図りつ
つ、食や生活に関する基礎の習得にもつながる共食の機会の提供等を行う
取組や、大人を対象に日々の消費行動をより健全なものへと転換する「大
人の食育」等の取組を推進する。あわせて、食育の推進に向けて、学校、
企業、生産者等の様々な主体を巻き込んだ国民運動を進める。



介護予防の推進
高齢者の自立支援と生活の質の向上を目指すために、機能回復訓練等の

高齢者本人へのアプローチとともに、地域づくり等の高齢者本人を取り巻
く環境へのアプローチについて、そのための人材養成も含め、バランスの
とれた効果的・効率的な介護予防を推進する。特に、心身機能の向上や地
域活動への参加を促すために、住民主体の「通いの場」を設置・活用しな
がら、高齢者が地域活動の担い手として、役割や生きがいを持てる地域社
会の構築を行う。

(2)

持続可能な介護保険制度と介護サービスの充実



地域包括ケアシステム構築の深化・推進
医療・介護の複合ニーズが高まる 85 歳以上人口の急増を見据え、住み

慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよ
う、在宅医療や在宅介護の質・量両面での充実を含め、住まい・医療・介
護・予防・生活支援が一体的に提供される地域包括ケアシステムの構築を
一層進めていく。



必要な介護サービスの確保
介護保険制度については、高齢者が尊厳を保持し、その有する能力に応
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