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資料2参考 菊池参考人提出資料(新潟県福祉保健部地域医療政策課 課長) (70 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_22425.html
出典情報 第8次医療計画等に関する検討会 地域医療構想及び医師確保計画に関するワーキンググループ(第2回 12/3)《厚生労働省》
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地域包括ケア病棟に代表されるような機能を担うにあたっての課題

補足4-21

○ 「地域包括ケアシステムを支える医療機関」においては、区域によって程度の差はあるものの、軽症急性
期や急性期経過後の受け入れ・退院支援、在宅医療機能などを中心に担うことが想定される。
○ これらの地域包括ケア病棟に代表されるような機能を担うにあたっては、以下のような課題への対応が必
要と考えられる。
<人材>
➢ 地域包括ケア、総合的な診療(後期高齢者を中心とする誤嚥性肺炎、尿路感染症、心不全急性増悪
等)、在宅復帰に向けた医療等を中心的に担う医師や看護師についての課題
(例)
・従来のキャリアパスや医局派遣において必ずしも典型的ではないこれらの医師の確保・育成をどのよ
うに行うのか(総合的な診療能力の獲得を含む)
・これらの診療を継続する上でのモチベーション維持、必要なスキルアップをどのように考えるか
・このようなニーズの高い診療の社会的・医学的価値をどのように高めるか
<マネジメント>
➢ 経営的な持続可能性や収支の安定のための経営モデルの確立をどのように考えるか
➢ 経営層のマネジメント意識の向上やリーダーシップの醸成をどのように考えるか
<診療体系・診療連携>
➢ 退院先(介護施設等(特に介護医療院)との連携)をどのように確保していくか
➢ 救急患者の受入をどの程度行えるのか(かかりつけ患者のみ、在宅患者の急変時対応、特に休日・夜間
の対応(宿日直基準を満たすには休日・夜間の対応は困難ではないか)など)
地域包括ケア病棟に代表されるような機能を担う医療機関のモデルとして、先行事例の運営手法や取組を参
考にできないか。

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