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資料2参考 菊池参考人提出資料(新潟県福祉保健部地域医療政策課 課長) (81 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_22425.html
出典情報 第8次医療計画等に関する検討会 地域医療構想及び医師確保計画に関するワーキンググループ(第2回 12/3)《厚生労働省》
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4.留意すべき論点・検討課題 (6)その他
・ 医療提供体制の見直しと同時に、医療相談をはじめとしたオンラインサービスや
情報アクセスの充実など、治療に至る前の段階から治療までをサポートするICT
を活用した解決策を積極的に検討していく必要がある。
・ 新型コロナウイルス感染症への対応の中で明らかになった課題や知見なども踏ま
えながら、将来の医療提供体制を検討していく必要がある。
・ 医師だけでなく、看護職員の確保も課題であり、地域間や就業場所別の偏在が生
じていることから、偏在解消に向けた取組を強化する必要がある。
・ 地域によっては、診療所の新規開業が減少するなど、外来医療や在宅医療の将来
見通しにも留意が必要で、近い将来、一次救急の当番医や看取りを行う医師等が大
幅に減少するおそれがあり、医療提供体制の整備において留意する必要がある。
・ 地域医療構想の実現のためには、救急車の適正利用や不要な受診を避けるといっ
た、医療との上手な関わり方をはじめ、医療を取り巻く環境の変化や現状、医療資
源の集約化の必要性、下り搬送等の療養場所の選択の必要性などについて、住民の
理解を深め、住民の行動変容を促す取組が必要であることにも留意する必要があ
る。
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