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05【資料3】新型コロナワクチンの接種について (33 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_25379.html
出典情報 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会(第32回 4/27)《厚生労働省》
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2.本日の論点:【2】初回シリーズの接種から3回目接種までの接種間隔について

まとめ

1.新型コロナワクチン接種に係る科学的知見


オミクロン株に対する新型コロナワクチンの感染予防効果、発症予防効果及び入院予防効果は、いずれもデル
タ株と比較して低いことが明らかとなっている。



初回シリーズ接種後の感染予防効果は経時的に低下するが、3回目接種により一時的に2回目接種後の数字以
上に回復することが示唆されている。



初回シリーズ接種後の発症予防効果は経時的に低下するが、3回目接種により一時的に2回目接種後の数字ま
で回復することが示唆されている。



初回シリーズ接種後の入院予防効果は経時的に低下するが、3回目接種により2回目接種後の数字まで回復す
ることが示唆されている。

2.国内外の動向


オミクロン株の出現と感染例の増加を契機に、複数の諸外国において、初回シリーズの接種完了から3回目接
種までの接種間隔を短縮(※)している。
※米国は5か月、英国・フランス・ドイツ・イスラエルで3か月



国内において、薬事・食品衛生審議会で有効性、安全性を検討した結果、4月26日にファイザー社ワクチン及
びモデルナ社ワクチンの添付文書の改訂が行われ、初回シリーズの接種完了から、当該ワクチンを用いた3回目接
種までの最短の接種間隔について、6か月から5か月に短縮された。
事務局案



添付文書上の改訂が行われたことに加え、上記の科学的知見や諸外国における対応等を踏まえ、特例臨時接種に
おいて、ファイザー社又はモデルナ社のワクチンを用いて3回目接種を行う場合の初回接種完了からの接種間隔
を、「6か月以上」から「5か月以上」に短縮することとしてはどうか。

※武田社ワクチン(ノババックス)に関しては、議題【4】で審議

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