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コロナ克服・新時代開拓のための経済対策(令和3年11月19日閣議決定) (31 ページ)

公開元URL https://www5.cao.go.jp/keizai1/keizaitaisaku/2021/20211119_taisaku.pdf
出典情報 コロナ克服・新時代開拓のための経済対策(令和3年11月19日閣議決定)《内閣府》
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安定的な財務基盤の形成を目指す。


また、世界と 伍 する研究大学に求められる、ガバナンス改革など
大学改革の実現に向けて、新たな大学制度を構築するための関連法案
の次期通常国会への提出を目指す。本ファンドの支援 25に当たっては、
参画大学における自己収入の確実な増加とファンドへの資金拠出 26を
しょうよう

慫慂 する仕組みとし、世界トップ大学並みの事業成長を図る。将来的

には 27、政府出資などの資金から移行を図り、参画大学が自らの資金
で大学固有基金の運用を行うことを目指す。あわせて、科学技術分野
において世界と戦える優秀な若手研究者の人材育成や質の高い国際
共著論文の産出等を促進する。それらにより、世界最高水準の研究環
境の構築や高等教育の質の向上を図る。
デジタル、グリーン、人工知能、量子、バイオ、宇宙、海洋等の分
野における先端科学技術の研究開発・実証に大胆な投資を行い、民間
投資を促進する。デジタル分野においては、光技術を使ったコンピュ
ーティングとネットワークをはじめ、次世代の通信インフラであるい
わゆる6G(Beyond5G)などの開発を加速するとともに、デジタル
社会を支えるデジタル人材の育成を図る。ライフサイエンス分野の強
化を図るため、ワクチンや医薬品の国内での開発や創薬ベンチャーの
育成、全ゲノム解析等実行計画の更なる加速・具体化に向けた措置を
推進する。また、先端科学技術をはじめとする多様な分野に係る研究
成果の活用や国際標準の戦略的な展開等により、国際競争力の強化に
資する取組を進める。
・ 世界と伍する研究大学の実現に向けた大学ファンド<財政投融資を含む>(文
部科学省、内閣府)
25

大学ファンドの財務の健全性を確保しつつ、安定的・継続的な支援の仕組みを構築する。
政府の会議体を通じて国の資金が政策目的に沿って適切に使われているか確認し、大学への
支援額の決定等を行う。
26
大学からの資金を払い戻す場合には、要件を満たした上で、大学ファンドの安定的な財務
基盤を確保しつつ段階的に行う。
27
過去の大きな市場変動にも耐えられる水準の安定的な財務基盤が形成された以降。

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