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資料1-2-8診断基準等のアップデート案(第49回指定難病検討委員会資料) (28 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_25626.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 疾病対策部会指定難病検討委員会(第49回 5/16)《厚生労働省》 |
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<診断基準>
先天性無痛無汗症は遺伝性感覚・自律神経ニューロパチーに属する疾患で、このうち4型と5型が相当する。
A.主要徴候
1. 先天性に全身の温痛覚消失又は低下
2. 先天性に全身の発汗消失又は低下
3. 精神発達遅滞
B.その他の徴候と所見
1. 乳児期からの不明熱(体温調節障害)
2. 乳児期からの咬傷
3. 幼児期以降の関節障害と骨折、骨の変形などの異常
C.重要な検査所見
1. 遺伝子解析(NTRK1 遺伝子の変異)
2. 遺伝子解析(NGF 遺伝子の変異*)
3. 遺伝子解析(SCN9A 遺伝子の変異)
<診断のカテゴリー>
以下のいずれかの場合、遺伝性感覚・自律神経ニューロパチー4型と診断する。
〇Aの全てとBの1つ以上を満たす場合。
〇Aの1、2とBの1つ以上を満たす場合。
〇Aの1、2とCの1又は2を満たす場合。
以下のいずれかの場合、遺伝性感覚・自律神経ニューロパチー5型と診断する。
〇Aの1を満たすがAの2を満たさず、かつBの2又は3を満たす場合。
〇Aの1を満たすがAの2を満たさず、かつCの2又は3を満たす場合。
*NGF 遺伝子変異の種類により、4型又は5型となる。
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先天性無痛無汗症は遺伝性感覚・自律神経ニューロパチーに属する疾患で、このうち4型と5型が相当する。
A.主要徴候
1. 先天性に全身の温痛覚消失又は低下
2. 先天性に全身の発汗消失又は低下
3. 精神発達遅滞
B.その他の徴候と所見
1. 乳児期からの不明熱(体温調節障害)
2. 乳児期からの咬傷
3. 幼児期以降の関節障害と骨折、骨の変形などの異常
C.重要な検査所見
1. 遺伝子解析(NTRK1 遺伝子の変異)
2. 遺伝子解析(NGF 遺伝子の変異*)
3. 遺伝子解析(SCN9A 遺伝子の変異)
<診断のカテゴリー>
以下のいずれかの場合、遺伝性感覚・自律神経ニューロパチー4型と診断する。
〇Aの全てとBの1つ以上を満たす場合。
〇Aの1、2とBの1つ以上を満たす場合。
〇Aの1、2とCの1又は2を満たす場合。
以下のいずれかの場合、遺伝性感覚・自律神経ニューロパチー5型と診断する。
〇Aの1を満たすがAの2を満たさず、かつBの2又は3を満たす場合。
〇Aの1を満たすがAの2を満たさず、かつCの2又は3を満たす場合。
*NGF 遺伝子変異の種類により、4型又は5型となる。
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