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資料1-2-15診断基準等のアップデート案(第49回指定難病検討委員会資料) (26 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_25626.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 疾病対策部会指定難病検討委員会(第49回 5/16)《厚生労働省》 |
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③ BA のうち2つの項目 5(遺伝子変異)+大支持基準。(家族歴)
注 1)eADA と eGSH を同時測定し、SVM 法による判別式により判定する。
【SVM 法による判別式】
SVM 法は代表的な判別方法の一つである。eADA(IU/gHb)と GSH(mg/dL RBC)の2つの変数により、DBA 症
例と非罹患者を以下の判別式で計算し、1.2448∗eADA + 0.0893∗GSH−10.3505>0 の場合、DBA 型と判定する。
出典(Utsugisawa et al.,Blood Cells, Molecules and Diseases 59;31-36,2016)
【検体の提出方法】
全血 2mL をヘパリン管で採取し、4℃で測定施設(東京女子医科大学医学部輸血・細胞プロセシング科特殊検
査室)まで宅配便で送付する。同時採血の正常対照を同梱し、保管・輸送による測定値への影響を検討可能と
する。なお、検査はメール(info@anemia-support.org)での予約が必要である。
表1.ダイアモンド・ブラックファン(Diamond-Blackfan)貧血にみられる合併奇形
頭部、顔面、口蓋
両眼隔離症、口蓋裂、高口蓋、小頭症、小顎症、小耳症、耳低位、
内眼角ぜい皮、眼瞼下垂など
上肢
拇指骨数過多症、重複拇指、拇指低形成、平坦拇指球、合指症、
撓骨動脈欠損
腎、泌尿器
腎臓欠損、馬蹄腎、腎低形成
心・肺
心室中隔欠損、心房中隔欠損、大動脈縮窄、複雑心奇形
その他
頚部
短頸、翼状頸
眼
先天性緑内障、斜視、先天性白内障
神経系
学習障害
低身長
- 26-
注 1)eADA と eGSH を同時測定し、SVM 法による判別式により判定する。
【SVM 法による判別式】
SVM 法は代表的な判別方法の一つである。eADA(IU/gHb)と GSH(mg/dL RBC)の2つの変数により、DBA 症
例と非罹患者を以下の判別式で計算し、1.2448∗eADA + 0.0893∗GSH−10.3505>0 の場合、DBA 型と判定する。
出典(Utsugisawa et al.,Blood Cells, Molecules and Diseases 59;31-36,2016)
【検体の提出方法】
全血 2mL をヘパリン管で採取し、4℃で測定施設(東京女子医科大学医学部輸血・細胞プロセシング科特殊検
査室)まで宅配便で送付する。同時採血の正常対照を同梱し、保管・輸送による測定値への影響を検討可能と
する。なお、検査はメール(info@anemia-support.org)での予約が必要である。
表1.ダイアモンド・ブラックファン(Diamond-Blackfan)貧血にみられる合併奇形
頭部、顔面、口蓋
両眼隔離症、口蓋裂、高口蓋、小頭症、小顎症、小耳症、耳低位、
内眼角ぜい皮、眼瞼下垂など
上肢
拇指骨数過多症、重複拇指、拇指低形成、平坦拇指球、合指症、
撓骨動脈欠損
腎、泌尿器
腎臓欠損、馬蹄腎、腎低形成
心・肺
心室中隔欠損、心房中隔欠損、大動脈縮窄、複雑心奇形
その他
頚部
短頸、翼状頸
眼
先天性緑内障、斜視、先天性白内障
神経系
学習障害
低身長
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