よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


参考資料3 薬学教育モデル・コア・カリキュラム(素案) (専門研究委員会(第2回)令和4年3月7日 資料2) (28 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/117/siryo/mext_00002.html
出典情報 薬学教育モデル・コア・カリキュラム改訂に関する専門研究委員会(第3回 5/30)《文部科学省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

C-3-3 有機化合物の基本構造と反応性
<ねらい>
有機化合物の母核構造や側鎖の官能基などの化学的性質を理解することは、生体分子と反応し、
生理的活性を示すことを理解するための第一歩である。基本的な有機化合物を炭素骨格や官能基
別に分類し、それぞれの構造、性質、反応性等に関する基本的事項を習得する。
「他領域・項目とのつながり」
この小項目を学ぶために関連の強い項目
「B-4 医薬品等の規制(B-4-2 医薬品等の品質、有効性、安全性の確保)」
、「C3 薬学の中の
有機化学(C-3-1 物質の基本的性質)
」、「C4 薬学の中の医薬品化学」
この小項目を学んだ後につなげる項目
「C-3 薬学の中の有機化学(C-3-3 有機化合物の基本構造と反応性、C-3-4 有機化合物の特
性に基づく構造解析、C-3-5 無機化合物・錯体)
」、「C-4 薬学の中の医薬品化学(C-4-2 生
体分子とその反応、C-4-3 標的分子とその相互作用、C-4-5 代表的疾患の治療薬とその作用
機序)」
、「C-5 薬学の中の天然物化学、生薬学(C-5-2 天然由来医薬品各論)」
、「D-1 薬の作
用と体の変化(D-1-3 医薬品の安全性)」
<学習目標>
1)有機化合物を炭素骨格や官能基に分類して体系立てて説明できる。
2)医薬品の基本的な化学構造、性質、反応性を化学構造に基づいて説明できる。
<学習事項> 例示
(1)アルカン
(2)シクロアルカン
(3)アルケンとその反応
(4)アルキンとその反応
(5)芳香族とその反応
(6)複素環とその反応
(7)有機ハロゲン化合物とその反応
(8)アルコール・フェノールとその反応
(9)エーテルとその反応
(10)アルデヒド・ケトンとその反応
(11)カルボン酸及び誘導体とその反応
(12)アミンとその反応
<評価の指針
1、4

重点>

C-3-4 有機化合物の特性に基づく構造解析
<ねらい>
医薬品をヒトに投与するためには、医薬品の品質管理及び品質保証は必要不可欠である。管理
や保証は有機化合物の構造を基に行われる。「C-2 医薬品および化学物質の分析法と医療現場に
おける分析法」で学習した代表的な機器分析による有機化合物の構造決定法の基本的事項を習得
28