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参考資料3 薬学教育モデル・コア・カリキュラム(素案) (専門研究委員会(第2回)令和4年3月7日 資料2) (96 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/117/siryo/mext_00002.html
出典情報 薬学教育モデル・コア・カリキュラム改訂に関する専門研究委員会(第3回 5/30)《文部科学省》
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薬学研究

<学修目標>
大項目 B~F において学んだ知識や技能を活用して、主体的に薬物治療・公衆衛生などの改
善や向上をめざし、薬学的研究課題の発見、当該課題に係る学術的な情報収集に基づいた研究
計画の立案と、これに沿った研究の実施、結果の学術的な解析と考察を行う。こういった科学
的な探究を通して、専門領域における最先端の知識・技能を修得し、さらにこれらを基盤とし
た薬学や医療の進歩に貢献する Pharmacist-Scientist としての課題発見能力・問題解決能力、
研究に対する倫理観、社会に貢献するための使命感や責任感、国際性の涵養を目指す。
<評価の指針>
1.医療・公衆衛生等の人の健康に関わる薬学領域研究の学術的な重要性と社会的意義を理解し、
批判的思考によりその成果を評価できる。
2.Pharmacist-Scientist として主体的に研究に取り組み、これを通して社会に貢献する姿勢を
身に付けている。
3.自ら医療・公衆衛生等、人の健康に関わる薬学的課題を発見し、的確に当該課題に係る調査、
解析、評価を行うことによって、研究テーマを設定することができる。
4.研究テーマに関わる研究において、創造的思考により仮説を立て、成果を的確に予測し、こ
れを得るための研究計画を立案することができる。
5.研究計画に基づいて適切に研究を実践し、成果を得ることができる。
6.研究成果について、的確に学術的考察を行うことができる。
7.研究プロセスと得られた成果、考察を論文等にまとめ、これを報告・発表・討論することが
できる。

G-1

薬学における研究活動の意義と社会への貢献

G-1-1

薬学研究の重要性と社会的意義の理解

<ねらい>
薬学研究の実践に向けて、「B 社会と薬学」、「C 科学的根幹としての基礎薬学」、「D 臨床に
繋がる医療薬学」、「E 衛生薬学・公衆衛生薬学」、「F 臨床薬学」で学んだ薬学における基礎的
及び専門的な知識・技能をもとに、医療・公衆衛生等の人の健康に関わる薬学研究の学術的な
重要性と社会的意義を理解し、こういった視点からこれまでの研究の成果を批判的思考によっ
て評価する。
「他領域・項目とのつながり」
この小項目を学ぶために関連の強い項目
「B 社会と薬学」、「C 科学的根幹としての基礎薬学」、「D 臨床に繋がる医療薬学」
、「E 衛生
薬学・公衆衛生薬学」、
「F 臨床薬学」
<学習目標>
1)研究成果報告(総説、原著論文や学会発表等)の構成と内容を理解し、その推論・論証方法
や考察、倫理的配慮等について適切かどうか科学的根拠に基づいて評価する。
2)基礎から臨床に至る薬学研究における目的とその学術的な重要性、社会的意義を理解する。
3)過去から現在までの薬学や医学の進歩に貢献した研究とその成果を国際的視野も含めた視点
で多面的に解析し、評価する。
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