（2）情報を取り扱う上での注意点（知的所有権、守秘義務など）
（3）医薬品の比較評価（同種同効薬比較、先発後発比較など）
＜評価の指針
4

D-3-5

重点＞

患者情報

＜ねらい＞
患者からの基本となる情報を収集、評価、記録することで、個々の患者に提供される医療にお
ける意思決定を行い、最適な薬物治療を提供する。
「他領域・項目とのつながり」
この小項目を学ぶために関連の強い項目
「B-1 薬剤師の責務」、
「B-5 情報・科学技術の活用」
この小項目を学んだ後につなげる項目
「F-1 薬物治療の実践」
、「F-2 医療マネジメント・医療安全の実践」
、
「F-3 地域医療・公衆
衛生への貢献」
＜学習目標＞
1）薬物治療に必要な患者基本情報とその情報源を挙げ、説明する。
2）問題志向型システム（POS）の意義を理解し、SOAP 形式などで患者情報の記録をする。
3）患者情報を評価し、薬物療法を検討する際に考慮すべき内容を抽出する。
4）患者情報の取扱いにおける守秘義務と個人情報保護に配慮した管理の重要性を説明する。
＜学習事項＞ 例示
（1）患者情報（一般的情報から遺伝的素因、年齢的要因、臓器機能まで）
（2）患者情報の媒体と管理（ICT（Information and Communication Technology）化を含む）、
取扱いと管理
＜評価の指針
4

重点＞

D-4 薬の生体内運命
D-4-1

薬物の体内動態

＜ねらい＞
薬物の体内動態（吸収、分布、代謝、排泄）と患者の状態（臓器機能等）から、最適な薬物、
投与経路、投与方法を提案し、個々の患者に最適な薬物療法を実践するための能力を身に付ける。
「他領域・項目とのつながり」
この小項目を学ぶために関連の強い項目
「C-1 化学物質の物理化学的性質（C-1-1 化学結合と化学物質・タンパク質間相互作用、C1-3 エネルギーと熱力学、C-1-4 反応速度）」
、「C-2 医薬品および化学物質の分析法と臨床現
場における分析法（C-2-2 溶液の化学平衡と容量分析法）」、「C-4 薬学の中の医薬品化学
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