よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


参考資料3 薬学教育モデル・コア・カリキュラム(素案) (専門研究委員会(第2回)令和4年3月7日 資料2) (48 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/117/siryo/mext_00002.html
出典情報 薬学教育モデル・コア・カリキュラム改訂に関する専門研究委員会(第3回 5/30)《文部科学省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

2)止血や血液凝固及び線溶系の仕組みについて説明する。
3)循環器系を構成する器官の正常な構造と機能を理解し、主な動静脈の名称とその位置を示す。
4)体液循環の全体像を説明する。
5)腹部血管系、特に静脈系について循環経路を説明する。
6)心臓や循環器系の機能を測る指標を挙げ、各指標の数値(正常範囲)、単位、調節機序につい
て説明する。
7)人体の 2 大調節系である神経系・内分泌系によって、血圧がどのように調節されているかに
ついて説明する。
<学習事項> 例示
(1)血液の組成及び造血
(2)血液凝固・線溶系
(3)血液型
(4)心臓・血管系・リンパ管系と体液循環
(5)心臓の興奮と心電図
(6)血圧とその調節機構、血圧の測定法
(7)主な血管とリンパ管の名称と位置
(8)腹部血管系とその循環経路
<評価の指針
1、2、3

重点>

C-7-10 免疫系
<ねらい>
人体における免疫系を構成する器官の構造や関与する細胞及びその機能を理解する。さらに、
炎症やアレルギー及び感染症等の免疫系に関連する病態を深く理解する。
「他領域・項目とのつながり」
この小項目を学ぶために関連の強い項目
「C-6 生物の増殖と恒常性(C-6-1 生命の最小単位としての細胞、C-6-3 微生物の分類、構
造、生活環、C-6-8 免疫応答による生体防御機構)」
この小項目を学んだ後につなげる項目
「D-2 薬物治療に繋がる薬理・病態(D-2-9 循環器系の疾患と治療薬、D-2-10 血液・造血
器系の疾患と治療薬、D-2-11 免疫・炎症・アレルギー系の疾患と治療薬、D-2-16 電解質異
常、アシドーシス、アルカローシス、低栄養と治療薬、D-2-17 感染症と治療薬)
」、「D-4 薬
の生体内運命(D-4-1 薬物の体内動態)」
、「E-4 健康を脅かす感染症の予防と蔓延の防止(E4-1 感染症の予防、E-4-2 感染症の蔓延の防止・収束)」
、「F-2 医療マネジメント・医療安
全の実践(F-2-4 臨床現場での感染制御)」
<学習目標>
1)免疫系に関与する器官を挙げ、免疫担当細胞が免疫器官を巡回しながら全身をどのように循
環するかを説明する。
2)免疫担当細胞の種類と役割を説明する。
3)免疫系に関わる主なサイトカインを挙げ、そのサイトカインを介した免疫担当細胞間ネット
ワークについて概説する。
4)抗体分子の構造と種類について説明する。
48