者、連携する多職種と円滑で効果的な情報共有を行って、真に医療や介護・福祉、公衆衛生に貢
献する薬剤師業務を実践する。
「他領域・項目とのつながり」
この小項目を学ぶために関連の強い領域
「B 社会と薬学」、「D 臨床に繋がる医療薬学」
＜学習目標＞
1）患者・生活者の病状だけでなく、生活全般を広く観察・評価し、その人に薬剤師として何が
できるかを常に考える。
2）医療人として守らなければならない法令を遵守し、法令の遵守ができていない事例などを見
過ごさず、その適切な解決に積極的に参画する。
3）患者・生活者、その家族、連携する多職種などで共有する個人情報は、その保護と管理に十
分留意する。
4）自分が行った活動、調査、研修などは必ず記録を取り、振り返って、より有益な活動に結び
付けるとともに、必要な時にすぐにその記録を提示できるようにする。
5）自らの健康管理に十分留意し、時間管理を徹底し、必要な業務に支障のないよう常に心がけ
る。
6）患者・生活者の疑問や要望をその家族、連携する多職種等に適切に伝えて有益な情報共有を
常に図り、医療、介護を支援する。
7）医療・介護・福祉関係者の指導内容等を、患者・生活者、その家族に分かりやすく効果的に
伝達し、患者・生活者の QOL 向上を支援する。
8）地域で必要だと考えられる情報、社会に公表した方が良いと考えられる情報を主体的に発信
して、医療・介護・福祉の向上に貢献する。
9）進化する社会のコミュニケーションや情報関連ツールを適切に活用して、社会の変化に確実
に即応するよう常に努力する。
＜学習事項＞ 例示
（1）生命の尊厳、医療倫理
（2）薬剤師の社会的使命
（3）患者中心の医療の実践
（4）法令遵守、個人情報保護
（5）健康や時間の自己管理
（6）業務の記録と振り返りの徹底
（7）患者・生活者とのコミュニケーション
（8）医療・介護・福祉スタッフとのコミュニケーション
（9）地域・社会への情報発信
（10）医療における ICT の利活用・デジタル化への対応
＜評価の指針 重点＞
1、2、3、4、5、6、7

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