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資料4-4   アセトアミノフェン (18 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000198856_00023.html
出典情報 医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議(第51回 6/8)《厚生労働省》
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~、ロボット支援手術[前立腺摘出及び腎部分切除術]、精巣摘出術
Chapter10 産婦人科手術:帝王切開術、腹式子宮全摘術、膣式子宮全摘術、付属器摘出
術[開腹、腹腔鏡]
鎮痛プロトコールの例
扁桃摘出術
 他の薬剤の鎮痛効果を底上げする作用があるため、痛みの有無にかかわらず
1,000mg を 6 時間おきに 2-3 日間定時反復投与する。
 術直後は静脈内投与し、経口摂取可能となった時点で経口投与に変更する。
 体重 50kg 未満の患者では 1 回投与量が 15mg/kg、1 日投与量が 60mg/kg を超えない
よう投与量を調整する。
乳腺部分切除術
 NSAIDs と異なる作用機序での解熱・鎮痛作用を持つが、抗炎症作用は弱い。
 NSAIDs と比較して術後疼痛作用は劣るが副作用は少なく、安全性が高い。
 痛みの有無にかかわらず 4-6 時間おきに定時反復投与する。
 PONV(術後の悪心・嘔吐)がないかぎり、ほとんどの症例で手術翌日から経口摂
取可能であると考えられるので、それまでは静注剤、経口可能となった時点で経口
薬に変更する。
肩腱板断裂手術[鏡視下]
 NSAIDs と比較して副作用の発現頻度や重篤度が低いことから、長期の服用の可能
性がある本術式の術後患者に適した薬剤である。
 定期的な内服を NSAIDs ではなく、高用量の本薬で行うことを考慮してもよい。
 長期内服の場合は、採血による肝機能の評価を定期的に行う。
本薬経口剤が定時投与又は頓用投与される術式
Chapter3 胸部手術:胸腔鏡下肺切除術/開胸肺切除術、胸腔鏡下ブラ切除術
鎮痛プロトコールの例
胸腔鏡下肺切除術/開胸肺切除術
 経口摂取開始までは静注製剤が、又経口摂取開始後は内服薬が使用可能である。
 手術当日は本薬の静注製剤を定時投与、術後 1 日目からは本薬若しくは NSAIDs を
定時内服とし、他方を痛みが増強した際のレスキューとして内服する。
本薬経口剤が頓用投与される術式
Chapter1 頭頸部手術:中耳・内耳手術
Chapter3 胸部手術:縦隔腫瘍摘出術
Chapter5 下腹部手術:試験開腹術
鎮痛プロトコールの例
中耳・内耳手術

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