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資料4-4 アセトアミノフェン (23 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000198856_00023.html |
出典情報 | 医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議(第51回 6/8)《厚生労働省》 |
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オーストラリアの非営利組織 National Prescribing Service Limited(現 NPS MedicineWise)
が作成した急性術後疼痛管理に関する資料。
本薬に関して考慮すべきこととして以下の記載がある。
併用薬として有用である。
頓用よりも定時投与を検討すること。
オピオイドとの併用で疼痛緩和が強化される。
4~6 時間間隔で 1g を定期投与すると、必要とするオピオイドを 20~30%節減できる。
本薬に関する注意事項として以下の記載がある。
本薬を含む製剤を複数処方する場合は明確な指示を行うこと。
健康な成人では通常の 1 日最大投与量は 4g だが、栄養状態が悪く低体重の成人には減
量して投与すること。
重度の肝機能障害がある患者には投与しないこと。
経口剤が適さない場合に限り、静注剤を投与すること(経直腸投与は避ける)。
7)Prospect Working Group. PROSPECT: evidence-based, procedure-specific postoperative pain
management 45)
欧州区域麻酔学会(ESRA)傘下の外科医と麻酔医からなる組織 PROSPECT(evidencebased, procedure-specific postoperative pain management)が術式に応じて適切な鎮痛法を選択
できるよう、エビデンスに基づいて作成した術式別の術後疼痛管理の推奨事項及び非推奨
事項をインターネット上で公開している。
procedure-specific evidence(術式に特化したエビデンス)が不十分な術式については、
PROSPECT 作業部会の合意により、解剖学的に同じ部位の別の術式の transferable evidence
(類似の術式での根拠を転用可能としたエビデンス)と臨床現場からの関連情報も追加的
なエビデンスに含めて推奨事項を作成している。PROSPECT の推奨事項の推奨グレードは、
根拠となる試験のエビデンスレベルにより、以下の A~D にランク付けされる。
推奨グレード A:無作為化比較試験の術式に特化したエビデンスに基づく推奨事項
推奨グレード B:無作為化比較試験の類似の術式での根拠を転用可能としたエビデンスに
基づく推奨事項
推奨グレード C:後ろ向きのコホート研究又は症例研究の類似の術式での根拠を転用可能
としたエビデンスに基づく推奨事項
推奨グレード D:臨床診療に基づく推奨事項
ホームページに掲載されている 20 の術式すべてにおいて、術後疼痛管理のための本薬投
与が推奨されている(2021 年 11 月 16 日時点)
。各術式の本薬に関する記載を抜粋して以
下の表に記載する。
術式
術後の治療介入時推奨事項及び推奨グレード
23
改定年
が作成した急性術後疼痛管理に関する資料。
本薬に関して考慮すべきこととして以下の記載がある。
併用薬として有用である。
頓用よりも定時投与を検討すること。
オピオイドとの併用で疼痛緩和が強化される。
4~6 時間間隔で 1g を定期投与すると、必要とするオピオイドを 20~30%節減できる。
本薬に関する注意事項として以下の記載がある。
本薬を含む製剤を複数処方する場合は明確な指示を行うこと。
健康な成人では通常の 1 日最大投与量は 4g だが、栄養状態が悪く低体重の成人には減
量して投与すること。
重度の肝機能障害がある患者には投与しないこと。
経口剤が適さない場合に限り、静注剤を投与すること(経直腸投与は避ける)。
7)Prospect Working Group. PROSPECT: evidence-based, procedure-specific postoperative pain
management 45)
欧州区域麻酔学会(ESRA)傘下の外科医と麻酔医からなる組織 PROSPECT(evidencebased, procedure-specific postoperative pain management)が術式に応じて適切な鎮痛法を選択
できるよう、エビデンスに基づいて作成した術式別の術後疼痛管理の推奨事項及び非推奨
事項をインターネット上で公開している。
procedure-specific evidence(術式に特化したエビデンス)が不十分な術式については、
PROSPECT 作業部会の合意により、解剖学的に同じ部位の別の術式の transferable evidence
(類似の術式での根拠を転用可能としたエビデンス)と臨床現場からの関連情報も追加的
なエビデンスに含めて推奨事項を作成している。PROSPECT の推奨事項の推奨グレードは、
根拠となる試験のエビデンスレベルにより、以下の A~D にランク付けされる。
推奨グレード A:無作為化比較試験の術式に特化したエビデンスに基づく推奨事項
推奨グレード B:無作為化比較試験の類似の術式での根拠を転用可能としたエビデンスに
基づく推奨事項
推奨グレード C:後ろ向きのコホート研究又は症例研究の類似の術式での根拠を転用可能
としたエビデンスに基づく推奨事項
推奨グレード D:臨床診療に基づく推奨事項
ホームページに掲載されている 20 の術式すべてにおいて、術後疼痛管理のための本薬投
与が推奨されている(2021 年 11 月 16 日時点)
。各術式の本薬に関する記載を抜粋して以
下の表に記載する。
術式
術後の治療介入時推奨事項及び推奨グレード
23
改定年