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参考資料 地域包括ケアシステムの更なる深化・推進について(参考資料) (134 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_29048.html
出典情報 社会保障審議会 介護保険部会(第101回 11/14)《厚生労働省》
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大阪府大東市の事例(2/2)




地域ケア会議や第二層協議体(約120カ所)の場で把握された地域課題に対して、民間企業とSCからなる第
一層協議体で保険外サービスの周知・新規創出に取り組むことによって解決を図っている。
具体的な取組事例は下記の通り。

【事例】買い物困難者への対応

課題

 買い物困難者の増加
 一方で、買い物困難者は点在しており、漠然と移
動販売車を出すだけでは採算が取れない

【事例】移動困難者への対応

課題

スーパーの配達情報の周知
 地域のスーパーの配達に関する情報をまとめて全
戸配布するとともにケアマネにも周知を行い、食品
配達サービスの活用を促進

協議体での
課題解決

移動販売サービス「とくし丸」
 生鮮食品や日用品等を、申し込みのある個人宅
へ定期訪問・自宅前での対面販売を行う移動販
売サービス「とくし丸」を運行
 買い物困難者は点在しており、それだけでは採算
が取れないことから、買い物困難者以外も「とくし
丸」のサービスを活用するようSCが呼びかけ

協議体での
課題解決

 大東市では通いの場の普及に力を入れており、認
知症になっても通い続けられる通いの場の整備に取
り組んでいるが、移動の困難から通い続けられない
高齢者が多い

霊園業者の空き車両を活用した移送サービス
 霊園業者の所有する送迎車の空き時間を活用
し、自宅から通いの場までの移送サービスを開始
 通いの場からの帰り道でスーパーに立ち寄ることで、
買い物困難の課題にもアプローチ

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