Ｃ-1水準について
Ｃ-1水準の対象医療機関とは？
Ｃ-１水準は、臨床研修医や専攻医の研修のため、やむを得ず長時間労働になる
場合に適用され、研修プログラム中、時間外・休日労働の年単位換算の想定最大
時間数が960時間を超える医療機関のみ、Ｃ-１水準の対象医療機関となります。

プログラム/カリキュラムにおける労働時間の明示
2023年度より、全ての臨床研修病院・専門研修修練施設は、研修を希望している医学生
または医師に対し、実際に医師として勤務する際に雇用契約を締結する医療機関の時間
外・休日労働の想定最大時間数等を明示する必要があります。
また、この時間外・休日労働の想定最大時間数が年960時間を超える病院*はＣ-１水準
の指定を受ける必要があります。
Ｃ-１水準の指定を受けるため申請書類を各都道府県に提出する必要がある病院

病院名

X
病
院
○
○
研
修
プ
ロ
グ
ラ
ム

X病院
(基幹)

イ病院
(協力・連携)

ロ病院
(協力・連携)

ハ病院
(協力・連携)

二病院
(協力・連携)

参考

所在地
(都道府県)

時間外・休日労働
(年単位換算)
想定最大時間数

東京都

1,600時間*

東京都

900時間

東京都

1,500時間*

夜間の勤務が週1回
（救急科研修を目的
としているため）

山口県

100時間

臨床研修医の当直・
日直なし

富山県

1,600時間*

おおよその
当直・日直回数

時間外・休日労働
(年単位換算)
前年度(2022年度)実績

月1・2回

約1,700時間

宿日直許可なし

対象となる研修医35名

月1~3回
宿日直許可なし

月1回
○○科と△△科のみ
宿日直許可あり

約860時間
対象となる研修医5名
うち1名は3ヶ月研修休止あり

約1,580時間
対象となる研修医

臨床研修医の受け入れがない
ため実績値なし

約1,800時間
対象となる研修医2名

臨床研修医・専攻医の労働時間の現状を把握しましょう。

臨床研修指定病院においては、毎年の年次報告に上記の内容を
盛り込む必要があります（詳細は都道府県へ）。

15

2名