面接指導実施結果及び意見書作成後の流れ
面接指導実施医師が作成する面接指導実施結果及び意見書は、以下の流
れで管理者・事業者の元で「書面」でやりとりされることとなります。
面接指導
実施医師
▼
▼
▼
▼
▼
▼
対象 or ▼
▼
医師
▼
▼
▼
▼
▼
▼
管理者
▼
▼
▼
▼
▼
▼
対象 or ▼
▼
医師
▼
▼
▼
▼
▼
▼
事業者

留 意

•
•
•
•

①面接指導結果とそれに対する意見、②本人への指導内容
と管理者への意見、③署名等を記載した書面（→p.25）
を作成する。
面接指導対象医師から依頼があれば、面接指導対象医師に
代わって、面接指導実施医師が管理者に直接書面を提出す
ることも可能です。
受け取った書面の内容を確認し、措置が必要である場合は
措置内容を記載、確認欄に署名等を行う。

面接指導対象医師から依頼があれば、面接指導対象医師に
代わって、管理者が事業者に直接書面を提出することも可能
です。
受け取った書面の内容を確認し、確認欄に署名等を行う。
また、管理者が講ずる措置内容に加え、別途措置を講ずる
必要がある場合はその措置の内容を記載する。

点

面接指導対象医師が勤務する全ての医療機関へ提出します。
依頼を受けた面接指導実施医師が、各医療機関へ提出することも可能です。
受け取った書面は、管理者と事業者が５年間保管します。(電子媒体による保存も可能）
管理者・事業者への書面提出・確認・保存は事務部門を介して行うことも可能です。

産業医面談と長時間労働医師への面接指導の関係
これまで行われてきた労働安全衛生法（安衛法）に基づく面接指導
（いわゆる「産業医面談」）についても、医療法および労働基準法に
基づく面接指導が実施され、かつ、その結果の書面が医療機関の事業
者に提出されれば、改めて行う必要はありません。
なお、面接指導実施医師が、面接指導の結果、産業医と連携すべきと
の意見を提出した場合は、その意見を踏まえて産業医へ相談する等の
対応を検討してください。

24