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医師の働き方改革の制度2024年4月までの手続きガイド(令和5年4月発行) (8 ページ)

公開元URL https://iryou-kinmukankyou.mhlw.go.jp/notifications/
出典情報 医師の働き方改革の制度2024年4月までの手続きガイド(令和5年4月発行)(4/28)《厚生労働省》
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勤務実態の把握
医療機関に雇用されている医師は労働者であり、
労働基準法が適用されます。
勤務実態の把握は、働き方改革の第一歩です。
労働時間とは?
労働時間とは、使用者の指揮命令下に置かれている時間を指します。
自己研鑽が労働時間に該当するかは、「使用者の指揮命令下に置かれている
かどうか」により判断されます。
なお、医師が他の医療機関で副業・兼業を行った場合(→p.41)、労働時間
は通算されることに注意してください。

労働時間の整理の例
下記は一例であり、労働時間に当たるかどうかは、実態に応じて判断されます。
院内の勤務実態の把握を進めるとともに、勤務医が働き方を自己管理できるよう、労働時
間と自己研鑽の区別に関する考え方を明確化し、院内で周知しましょう。
労働時間

自己研鑽の時間






















)











17:00 18:00 19:00 20:00













































)

)













21:00
(






12:00 13:00

(

9:00 11:00
(

8:00

オンコール待機は労働時間?
オンコール中の待機時間(診療等の対応が発生していない時間)
が労働時間に該当するかどうかは、実態として、待機時間中に
「労働から離れることが保障されているかどうか」
を踏まえて個別に判断されます。

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