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医師の働き方改革の制度2024年4月までの手続きガイド(令和5年4月発行) (20 ページ)

公開元URL https://iryou-kinmukankyou.mhlw.go.jp/notifications/
出典情報 医師の働き方改革の制度2024年4月までの手続きガイド(令和5年4月発行)(4/28)《厚生労働省》
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代償休息のルール
予定された9時間または18時間の連続した休息時間中に、やむを得ない理由
により発生した労働(緊急対応)に従事した場合は、その労働時間に相当する
時間の代償休息を事後的に付与しましょう。
注 意



✔ 代償休息は、翌月末までに付与します。
✔ 宿日直許可のある宿日直に連続して9時間以上従事する場合は、9時間
の連続した休息時間が確保されたものとみなされますが、その間に通常
の勤務時間と同態様の労働が発生した場合は、代償休息を付与するよう
配慮する必要があります。
例 3

事前に予定されている始業が午前8時、終業が午後11時の医師
勤務間インターバル中に3時間の緊急対応が発生

9時間のインターバル予定
AM

PM

インターバル中に

翌日AM

翌日AM

3時間の緊急対応が発生

緊急の業務

日勤

休息

日勤

この3時間分の代償休息は、翌月末までに、勤務間インターバル以外の時間帯に付
与する必要があります。代償休息は、医師との適切な話し合いの上で、医師の疲労
回復に効果的な休息を付与する観点に基づき、ルール設定をお願いします。

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