入-1 (103 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00198.html |
出典情報 | 入院・外来医療等の調査・評価分科会(令和5年度第4回 7/20)《厚生労働省》 |
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中医協
総-1
3.10.22改
○ 外来化学療法を安全に実施するためには、施設の設備や体制を整える必要がある。
○ 外来化学療法に必要な体制として、専任の医師・看護師・薬剤師など多職種が連携し、
治療体制を整備していくことが必要であり、その一つとして、副作用管理体制が挙げられる。
外来化学療法に必要な体制について
表4 要件
外来化学療法を行う施設の設備・体制につ
いての必要条件
1.がん化学療法に精通した医師・薬剤師・
看護師など他職種の連携
2.レジメンの管理、指示の統一
3.マニュアルやガイドラインの作成と定期的
な見直し
4.エラーを防止するシステム
5.緊急時に迅速に対応できる体制
6.外来における患者教育
7.他部門との連携
8.外来化学療法運営を検討する場
表5 職種別のチーム医療の役割
医師
薬剤師
看護師
1.新しい治療・プロト
コールがスタートする
場合は、必ず事前に
説明・勉強会を実施
2.情報の共有化の徹底
3.確実な指示
4.当番医との連携
5.看護師とのコミュニ
ケー
ションスキル
6.チーム医療の実施
7.急性期副作用に対応
1.迅速な抗がん薬調整
の強化
2.薬剤調整の連絡(投
与時間に制限がある
レジメンの取り決めな
ど)
3.医師からの指示の実
施、レジメンの確認
4.患者への薬剤指導
5.医師・看護師との定
例ミーティングの開催
1.適切な知識のもと安全・確
実な投与管理
2.副作用症状のマネジメント
a. 副作用症状の予防と緩和
b.患者・家族へのセルフケア
支援
3.副作用症状以外の症状マネ
ジメント
4.意思決定支援
5.不安を軽減する情報収集
6.信頼関係の構築
7.安全や緊急時のためのシス
テム作り
8.チーム医療の推進
9.セルフケア支援
国立がん研究センターに学ぶ
がん薬物療法看護スキルアップ
南江堂 2018年 (p.229 一部抜粋改変)
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