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入-1 (141 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00200.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織 入院・外来医療等の調査・評価分科会(令和5年度第5回 8/10)《厚生労働省》
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課題と論点
(地域包括ケア病棟)
• 入院・外来医療等における実態調査の入棟経路別の解析に、「緊急入院(外来初再診後)」の区分を追加した。緊急入
院(外来初再診後)の患者は、患者全体に比較し、医療等の必要性がやや高い傾向にあった。
• 地域包括ケア病棟について、DPCデータによる解析を行った。
• 地域包括ケア病棟入院料・入院医療管理料を算定している患者の、入棟経路別の医療資源投入量等においては、救急
搬送後、直接入棟の患者は、包括範囲の医療資源投入量が多い傾向が見られた。
• 救急搬送後直接入棟の患者の割合は、地域包括ケア病棟において、多くの病棟・病室で5%未満であったが、129施設
(7.8%)は15%以上であった。
• 救急搬送後直接入棟の患者の割合が15%以上である地域包括ケア病棟は、割合が5%未満である地域包括ケア病棟
と比較して、包括範囲の1日あたり医療資源投入量が多い傾向にあった。
• 地域包括ケア病棟の入棟患者のうち短期滞在手術等基本料3のみを算定する患者の割合は、多くの病棟・病室で0%
であったが、158施設(9.5%)は10%以上であった。
• 短期滞在手術等基本料3を算定する患者の割合が10%以上である地域包括ケア病棟は、割合が0である地域包括ケア
病棟と比較して、自院の病棟から転棟した患者割合が低く、家庭から入棟した患者割合が高く、自宅等に退棟した患者
割合が高い傾向にあった。

【論点】
○ 地域包括ケア病棟に入棟した患者のうち、救急搬送後、直接入棟である患者の特徴を踏まえ、患者の評価についてど
のように考えるか。
○ 短期滞在手術等基本料3を算定する患者の割合が高い病棟の特徴を踏まえ、地域包括ケア病棟の指標についてどの
ように考えるか。

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