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出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00200.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織 入院・外来医療等の調査・評価分科会(令和5年度第5回 8/10)《厚生労働省》 |
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診調組 入-1
元.9.19
中心静脈カテーテルについては、留置期間が長いほど感染のリスクが高まる。
安全な中心静脈カテーテル挿入・管理のためのプラクティカルガイド2017(2017 年6 月改訂)(抜粋)
公益社団法人 日本麻酔科学会 安全委員会 安全な中心静脈カテール挿入・管理のため手引き改訂 WG作成
Ⅺ.中心静脈穿刺・カテーテル管理における感染対策
感染予防に関する推奨
⑧留置期間
中心静脈カテーテルの留置期間は、臨床的必要性に基づいて決めればよい。カテーテル留置期
間が長いほど感染のリスクは高まるが、留置期間の目安はない。使用継続の必要性を毎日評価し、
不要になったらカテーテルを抜去する。留置したまま、使用しないとカテーテル関連血流感染の原
因となる。定期的に中心静脈カテーテルを入れ替えても、カテーテル関連血流感染の頻度は低下
しない。ガイドワイヤーを用いて中心静脈カテーテルを交換する場合も新しく穿刺しなおして交換す
る場合も、感染率に差はない。ガイドワイヤーを使ったカテーテル入れ替えを3 日毎の交換と7 日
毎の交換で比較した場合で、カテーテル先端のコロニー形成に有意差は認められていない。カテー
テル穿刺部位は毎日、感染徴候がないか確認し、感染徴候がある場合はカテーテルを抜去し、留
置部位を変更する。カテーテル関連感染症が疑われた場合は、ガイドワイヤーを使ってカテーテル
を交換するより、穿刺部位を変更したほうがよい。
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