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参考資料2 医師臨床研修指導ガイドライン-2020年度版-[1.6MB] (49 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_35611.html
出典情報 医道審議会 医師分科会医師臨床研修部会(令和5年度第3回 10/4)《厚生労働省》
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5)研修医と十分意思疎通を図り、実際の状況と評価に乖離が生じないように努める。
6)指導医を始めとする医師及び医師以外の医療職は、各分野・診療科のローテーション
終了時に、研修医評価票を用いて到達目標の達成度を評価し、研修管理委員会に提出す
る。
7)研修医自身が、インターネットを用いた評価システム等を活用して、研修の進捗状況
を把握するように指導する。
8)定期的に研修の進捗状況を研修医に知らせ、研修医及び指導スタッフ間で評価結果を
共有し、より効果的な研修へとつなげる。

6.上級医
有資格の「指導医」以外で、研修医よりも臨床経験の長い医師をいう。いわゆる「屋根瓦
方式」の指導体制においては、指導医と研修医の間にあって、重要な役割を担う。上級医は、
可能な限り指導医講習会を受講しておくことが望ましい(指導医講習会の受講には必ずしも
7 年以上の臨床経験を必要としない)

上級医は、休日・夜間の当直における研修医の指導に関して、指導医と同等の役割をはた
す。すなわち、休日・夜間の当直時、電話等により指導医又は上級医に相談できる体制が確
保されるとともに、必要時、指導医又は上級医が直ちに対応できるような体制(オンコール体
制)が確保されている必要があり、休日・夜間の当直を 1 年次の研修医が行う場合は、原則と
して指導医又は上級医とともに行わなければならない。

7.医師以外の医療職種(指導者)
看護師、薬剤師、臨床検査技師等、研修医の指導に関係する医師以外の医療職種全てを指
す。研修医の教育研修は医師のみならず、全ての医療職種が協働し、病院を挙げて行うべき
である。とくに、研修医の真正な評価には、医師以外の医療職種や患者・家族などからの評価
も含めた、いわゆる「360 度評価」が望ましい。
評価にあたる指導者には、少なくとも看護師を含むことが望まれる。

8.メンター
職種にかかわらず、指導者たるメンター(mentor)は、指導を受けるメンティー(mentee)に
対して、対話と助言を繰り返しつつ、仕事や日常生活面並びに人生全般における支援を継続
的に行う。この一連のプロセスをメンターシップ(mentorship)と呼ぶ。省令施行通知などに
おける規定はないが、指導体制充実の一環として、メンター制度を採用する研修プログラム
が増えている。
指導医や上級医が、当該分野・診療科のローテーション期間中、研修医からの相談を受け
助言を与えるのに対し、メンターは、診療科の枠を超え、メンティーである研修医との定期
的なコミュニケーションを通じ、彼らの研修生活やキャリア形成全般についての助言、精神
面でのサポートなど、継続的な支援を行う。
メンター制度は、以下のステップを踏んで行われる。
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