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総-3参考1○選定療養に導入すべき事例等に関する提案・意見募集の結果について (24 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00219.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第560回 10/20)《厚生労働省》
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【理由】
学習障害は投薬等で治癒するものではないが、一方で、適切な教育・指導を与えることによ
る症状の改善、学習や生活のノウハウ・ツール・社会資源を活用することによる障害の補完
が見込まれる。当該サービスを受けるか否かで患者本人の人生および国全体としての生産性
に大きな違いが生じるため、重要である。
学習障害は重症度やタイプ・進達度により指導内容や指導に要する時間・労力が異なるので、
一律の診療報酬では評価が難しい。
30 団体
【具体的内容】
他医療機関受診における患者への付き添い及び交通費
【理由】
精神科入院患者の身体合併症においては、転医や対診が困難であるため、専門的な診療が必
要な場合は、他科受診せざるを得ない状況であるにも関わらず、平成 28 年度診療報酬で改
善されたとは言え、今なお減算となる。また、患者の症状によっては看護職員を含め複数の
職員の付き添いが必要な状況が多々あるにも関わらず、他科受診に係る費用は交通費を含め
医療機関の持ち出しとなる。療養担当規則第 16 条には「疾病又は負傷が自己の専門外にわ
たるものであるとき、又はその診療について疑義があるときは、他の保険医療機関へ転医又
は対診を求める等診療について適切な措置を講じなければならない」とあり、療養担当規則
に則り適切な措置を講じた場合には、他医療機関への付き添い料及び交通費の実費について
は選定療養で別途算定できるようにすべきである。
31 団体
【具体的内容】
アピアランスケアにおける指導管理
【理由】
がん患者の整容、美容への個別相談件数が男女問わず増加している。認定看護師を中心に活
動を行い、笑顔で社会生活を送れると評価を得ている。
32 団体
【具体的内容】
インスリン自己注射を行っていない糖尿病患者への、自己血糖測定に使用する穿刺針・セン
サー等の支給
【理由】
在宅医療の推進のために患者側の多様なニーズへの対応として、糖尿病患者の血糖コントロ
ールに関しては、在宅自己注射の対象外患者への血糖測定への対応、指導管理料回数制限を
超えての血糖測定希望に対しては、選定療養とすることを要望する。

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