よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


総-3参考1○選定療養に導入すべき事例等に関する提案・意見募集の結果について (9 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00219.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第560回 10/20)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

現在、歯を喪失した場合、インプラントを選択される患者が少なくない。抜歯時には決めか
ねたり、一度補綴後様々な理由でやはりインプラントを選択される患者も少なからず存在す
る。そのため抜歯時に、人工骨や吸収性のコラーゲンやメンブレン等により顎堤の骨吸収を
最小限に抑えたり、
骨増生を図ったりすることができれば患者にとっても侵襲や負担が最小
限に抑えられるメリットがある。その場合現状では抜歯から保険外診療とせざるを得ない。
よって上記事由を選定療養として新規導入すべきではないかと考える。
これらを定量的に検査することによりう蝕のリスク判定をします。
3 個人 年齢:40~64 歳 職業:歯科医師
【具体的内容】
ホッツ床のスキャナー(光学)印象
【理由】
現在の保険制度では歯科のスキャナー印象は保険適応外となっているが、口蓋裂患者のホッ
ツ床を作製する際にアルジネート印象材にて印象採得すると印象材が口蓋裂の部分に入っ
てしまい、万が一印象材が切れてしまい除去困難となった際には、命に関わる可能性も否定
できない。
スキャナー印象であればそのような心配もなく患者さん負担も少ないと思われる。
4 個人 年齢:40~64 歳 職業:歯科医師
【具体的内容】
埋伏歯の開窓牽引の手術
【理由】
現在の保険制度では、埋伏歯の開窓手術に関しては保険適応となっているが、埋伏歯にブラ
ケットを装着し牽引の準備をすると保険適応外となる。患者さんの負担が大きくなるので、
ブラケット装着まで保険適応の範囲を広げてほしい。
5 個人 年齢:40~64 歳 職業:歯科医師
【具体的内容】
歯科治療に使うジルコニアの冠を新規導入することを提案します。
【理由】
保険適用の CAD/CAM 冠より安価で割れたり外れたりしにくいこと。歯にかなり近い色調を再
現できる。現在第2大臼歯は CAD/CAM 冠の保険適応外だが、ジルコニアなら強度が高いため
破損の心配が少ない。1 本欠損の Br の場合も素材として適している。国全体の金属アレル
ギーの減少に寄与できる。
光学印象と組み合わせることにより歯科界のデジタル化が大きく
進み、歯科技工士の人員確保問題にも対処できる。技術の進化により類型 2 の金合金冠に代
わる技術である。
(金合金等は廃止してよい)

9