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総ー2○歯科医療(その2)について (53 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00224.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第565回 11/17)《厚生労働省》
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小児口腔機能管理料

中 医 協

総 - 3

5. 7. 12

〇 平成30年度診療報酬改定において、口腔機能の発達不全を認める小児のうち、特に継続的な管理が必要な患者(口腔機能
発達不全症の患者)に対する評価として、小児口腔機能管理加算が新設され、令和2年度診療報酬改定では歯の萌出してい
ない患者への管理も対象に追加するとともに、診療実態にあわせて小児口腔機能管理料とした。
○ 令和4年度診療報酬改定においては、対象患者の実態を踏まえて、対象患者の年齢を15歳未満から18歳未満とした。
小児口腔機能管理料
[対象患者]
• 18歳未満の口腔機能の発達不全を認める患者のうち、以下に該当する者

A機能

離乳完了前

離乳完了後 (18ヵ月以降)

食べる機能のC項目において1項目以上、
食べる機能・話す機能のC項目において2項目以上を含む3項目以上該当

咀嚼機能のC項目において1項目以上、
食べる機能・話す機能のC項目において2項目以上を含む3項目以上に該当

B分類

C項目

A機能

B分類

先天性歯がある

機能的因子による歯列・咬合の異常がある

口唇、歯槽携帯に異常がある
哺乳
食べる

咀嚼機能

舌小帯に異常がある
乳首をしっかり口にふくむことができない

食べる

離乳
B分類

話す

構音機能

口唇の閉鎖不全がある

栄養(体格)

やせ、または肥満である(カウプ指数で評価)

その他
その他

スプーンを舌で押し出す状態がみられる
C項目

A機能

嚥下機能

舌の突出(乳児嚥下の残存)がみられる(離乳完了後)

食行動
B分類

哺乳量・食べる量、回数が多すぎたり少なすぎたりムラがある等
C項目
構音に障害がある

話す

構音機能

口唇の閉鎖不全がある
口腔習癖がある
舌小帯に異常がある

栄養(体格)

口腔周囲に過敏がある
上記以外の問題点

強く咬みしめられない
偏咀嚼がある

哺乳量・授乳回数が多すぎたり少なすぎたりムラがある等

A機能

咀嚼に影響するう蝕がある
咀嚼時間が長すぎる、短すぎる

授乳時間が長すぎる、短すぎる

開始しているが首の据わりが確認できない

C項目
歯の萌出に遅れがある

やせ、または肥満である(カウプ指数、ローレル指数で評価)
口呼吸がある

その他
その他

口蓋扁桃等に肥大がある
睡眠時のいびきがある
上記以外の問題点

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