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参考資料8 今後5年程度を見据えたこども施策の基本的な方針と重要事項等~こども大綱の策定に向けて~(答申)[1.3MB] (26 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_36795.html
出典情報 厚生科学審議会 社会保障審議会(第139回 12/11)こども家庭審議会障害児支援部会(第4回 12/11)(合同開催)《厚生労働省》
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取組を推進する。学校給食無償化の課題の整理等を行う。
(居場所づくり)
全てのこども・若者が、年齢を問わず、相互に人格と個性を尊重しながら、安全に安心し
て過ごせる多くの居場所を持つことができるよう、社会全体で支えていくことが必要である。
もとよりこども・若者の「居場所」とは、こども・若者が遊んだり、何もしなかったり、好
きなことをして過ごす場所や時間、人との関係性全てが「居場所」になり得るものであるが、
その場を居場所と感じるかどうかはこども・若者本人が決めるものであるという前提に立っ
て居場所づくりを推進する。その際、こどもの居場所を新たにつくっていくことに加え、す
でに多くのこども・若者の居場所となっている児童館、こども会、こども食堂や学習支援の
場など地域にある多様な居場所、公民館や図書館などの社会教育施設などについても、こど
も・若者にとってよりよい居場所となるよう取り組む。こうした点を含め、誰一人取り残さ
ず、こども・若者の視点に立った多様な居場所づくりが行われるよう、「こどもの居場所づ
くりに関する指針」に基づき、こども・若者の声を聴きながら居場所づくりを推進する。
全てのこどもが放課後を安全・安心に過ごし、多様な体験・活動を行うことができるよう、
放課後のこどもの遊びと生活の場である放課後児童クラブの受け皿整備を着実に進め、放課
後児童クラブの安定的な運営を確保し、待機児童の早期解消を図るとともに、学校施設の利
用促進の観点も含め首長部局・教育委員会等の連携を促進する等の放課後児童対策に取り組
む。
(小児医療体制、心身の健康等についての情報提供やこころのケアの充実)
こどもが地域において休日・夜間を含めいつでも安心して医療サービスを受けられるよう、
小児医療体制の充実を図る。
小児医療の関係者と成育過程にある者に対する医療、保健、福祉、教育等の関係者等との
連携体制の構築を図り、医療的ケア児やその家族も含めた支援体制を確保する等、地域のこ
どもの健やかな成育の推進を図る。
こども・若者が、自らの発達の程度に応じて、心身の健康、性に関する正しい知識を得て、
SOSを出したり、セルフケアをしたり、自らに合ったサポートを受けたりできるよう、教
育委員会と保健部局が連携し、学校や保健所等において、性に関する科学的知識に加え、性
情報への対処や互いを尊重し合う人間関係など様々な観点から、医療関係者等の協力を得な
がら、性と健康に関する教育や普及啓発・相談支援を進める。
予期せぬ妊娠、性感染症等への適切な相談支援等を進める。
(成年年齢を迎える前に必要となる知識に関する情報提供や教育)
こども・若者が社会の中で自立し、他者と連携・協働しながら、社会を生き抜き、地域の
課題解決を社会の構成員として主体的に担う力を発達の程度等に応じて身に付けることが
できるよう、主権者教育を推進する。
こども・若者が消費者の権利と責任について理解するとともに、主体的に判断し責任を持
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