がん遺伝子パネル検査後の治療
○ がん遺伝子パネル検査後に遺伝子変異にマッチした治療をうけることで生存予後が延長する可能性が
示唆されている。
418例 (2019/6～2020/7)の結果

(OS)

国立がん研究センター中央病院

遺伝子変異にマッチした
治療あり (N=51)
薬剤治療効果に結びつく変異は
あるが、マッチした治療なし

薬剤治療効果に結びつく変異
なし

がんゲノム医療の出口：
大半[36例: 70.6％]が治験

P=0.03

・単施設、後ろ向き研究。
・当該臨床試験においては、患者はすべて保険診療下でがん遺
伝子パネル検査を実施した。
・標準治療がない固形がん患者又は局所進行若しくは転移が認
められ標準治療が終了となった固形がん患者を対象とした。

Ida H et al, Cancer Sci. 2022

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