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規制改革推進に関する中間答申(案) 本文 (16 ページ)

公開元URL https://www8.cao.go.jp/kisei-kaikaku/kisei/meeting/committee/231226/agenda.html
出典情報 第18回規制改革推進会議、第61回国家戦略特区諮問会議(合同会議)(12/26)《内閣府》
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一般用医薬品(スイッチOTC)選択肢拡大

【令和5年度措置】
個人の健康管理に係る自発的な取組を促す観点から 、セルフメディケーショ
ン(自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てすること
(世界保健機関))の推進が累次の閣議決定(経済財政運営と改革の基本方針等)
によっても求められている。このため、安全性の確保を前提としつつ、患者が
より効果の高い医薬品に円滑にアクセスできることが必要であり、一般用医薬
品(スイッチOTC)の選択肢拡大が求められている。
他方、我が国においては、いわゆる「スイッチ・ラグ」
(海外において医師の
診察が必要な医薬品から医師の診察が不要なOTC医薬品に転用された時点か
ら同医薬品が日本でOTC医薬品に転用される時点までの時間差)が長期間に
わたる医薬品が多数(令和5年12月現在、胃酸分泌抑制薬、片頭痛薬など70成
分以上)存在し、特に、患者ニーズが高いと認められる医薬品についても最長
20年以上スイッチOTC化の遅れが生じている。我が国において過去3年間(令
和3年4月から令和5年12月現在まで)でスイッチOTC化されたのは7成分
に過ぎない。一方で、厚生労働省は、令和2年度措置が閣議決定されていたス
イッチOTC化を促進するための目標を設定していない。この結果、会議がス
イッチOTC化の進捗を評価することも行うことができない状況にある。
なお、我が国では国民皆保険が採用されているが、それは国民に対し医療に
アクセスできる自由を確保している一方で、国民に受診が強制されるものでは
なく、また、医療へのアクセス自体も年々困難になっているため、スイッチO
TCの必要が何ら減じるものではない。
厚生労働省は、こうした状況を踏まえ、令和5年末時点で海外2か国以上で
スイッチOTC化されている医薬品については、原則として 73年以内(令和8
6

年末まで)に日本でもOTC化する(スイッチ・ラグを解消する)ことを目標
として設定し、関係審議会等の審査・審議・意思決定プロセスの見直し等必要
な措置を講ずることにより、国内でスイッチOTC化の要望があり申請された
ものについては、原則として、①「医療用から要指導・一般用への転用に関す
る評価検討会議」への要望書の提出時点から総期間1年以内 8に検討結果を取り
まとめ、また、②承認申請から承認の可否を判断するまでの総期間1年以内 9と
する。

6

我が国では、仕事、介護、育児、移動の足が無いといった様々な事情がある中で、診察を受けるために長時間
費やせないこともあるといった指摘が存在。
7
令和6年末までに申請されたものに限る。なお、令和7年以降に申請されたものについては、本文中の①、②
を目標とする。
8
令和5年以前に要望があったものは令和6年末までとする。
9
令和5年以前に申請されたものは令和6年末までとする。

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