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【参考資料3】第1回救急医療の現場における医療関係職種の在り方に関する検討会ワーキンググループ議事録 (20 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_37777.html
出典情報 救急医療の現場における医療関係職種の在り方に関する検討会ワーキンググループ(第2回 2/7)《厚生労働省》
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ため、まず改正後の効果検証を行ってから議論すべきではないかと親の検討会でも申し上
げてきたところでございます。
具体的に言いますと、救急外来において救急救命士が看護補助者としての業務ではない
救急救命処置をどの程度実施しているかということもまだ示されていない状況であります。
このような状況において、新たな救急救命処置の議論を拙速に進めることには賛成しかね
ると考えています。なおかつ、今後議論するとなった際においても、先ほど来、複数名の
構成員から意見がありましたけれども、病院前と病院内での救急救命処置の実施は分けて、
慎重に議論すべきだと意見を申し上げたいと思います。この点については、昨年開催され
ました検討会の第3回目で複数の構成員からも意見があったと認識しております。どうぞ
よろしくお願いいたします。
以上でございます。
○児玉座長

ありがとうございます。

法改正後の効果検証というのも行う必要があるのではないかという御指摘と、病院内、
前を分けて議論するという話も承りました。ありがとうございます。
では、オンラインで田邉先生、お願いいたします。
○田邉構成員

救急救命東京研修所の田邉です。

私は消防機関の救急救命士の教育施設で働いております。その上で、今までの皆さんの
御議論のとおり、教育の充実が必要なのだろうなと。医療機関の中で医療機関に所属する
救急救命士を行う場合と、消防機関に所属する救急救命士が救急業務として行う場合とで
は分けて考える必要がある。それはそのとおりなのだろうなと思います。とはいえ、救急
救命士という同じ国家資格で、同じ国家試験を受けてという形が前提になると思いますの
で、どこまでを救急救命士の資格として共通のこととして、どこから先を業務ごとに分け
ていくのか。そういった整理も含めて進んでいくといいなと思います。片方のいろいろな
事情によって、片方の進歩が遅くなる。そういったことも避けなければいけない。そんな
点に留意しながら、皆さんとともに議論していければと思っています。
以上、意見でした。
○児玉座長

ありがとうございます。

病院内、前等で分けるというのも必要な一方で、教育に関して、救急救命士は同じ国家
試験を受けているという事情もあるということで、どういうふうに議論を進めていくか、
考える必要があるという指摘かと思います。また、議論が遅滞しないようにするというこ
とも非常に重要かと思います。分けて考えて、それぞれ進められるところを進めていく必
要もあろうかと思います。ありがとうございます。
これで構成員の方は一通りご発言いただきましたでしょうか。まだ御発言いただいてい
ない先生がいらしたら、お願いいたします。よろしいですか。
では、お願いします。
○喜熨斗構成員

これは救急救命士だけではなく、今の社会の問題だと思うのですが、救

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