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【参考資料3】第1回救急医療の現場における医療関係職種の在り方に関する検討会ワーキンググループ議事録 (29 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_37777.html
出典情報 救急医療の現場における医療関係職種の在り方に関する検討会ワーキンググループ(第2回 2/7)《厚生労働省》
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ーキングとしては、医師の指示の下に救急救命士が実施する救急救命処置に関する事項に
ついて検討するという形で開催されることとなっておりますけれども、ぜひ今出た多様な
論点については記録をしていただくとともに、このワーキングでの救急救命処置に関する
事項ということに関してもできるだけ幅広く御検討いただいて、ここでの議題にしていた
だくこと、あるいはほかにもっと適切な検討の場があるのであれば、そちらのほうでの議
題としていただくことが非常に重要かと思っております。
また、ここで直ちに結論が得られるようなことではないことも多いかと思いますが、課
題として取り上げるということ自体が今後の政策にとって意味があることになると思いま
すので、ぜひ今出た議論を今後に生かしていただければと思っております。
○児玉座長

ありがとうございます。

いろいろ御意見をいただいて、ここのワーキンググループで議論できることとできない
ことを切り分けて、議論できないものは親会のほうに返すなどという形で、課題について
記録することが必要だという話と、また、それを生かしていくということが必要だという
御指摘をいただきました。ぜひそのようにしたいと思います。ありがとうございます。
ほかはいかがでしょうか。
本多先生、よろしくお願いします。
○本多構成員

重ねて1つ、救急救命士に関して、今後、業務を拡大するに当たって、医

療職としてやっていく中で、救急救命士の学校等では倫理とかを教えていると思うのです
けれども、今後、医療倫理というのはやはり同じ職種で医療に関わるときには必要だと思
って、それこそ児玉先生の領域になるのですけれども、今、恐らく医療倫理をきちんと、
標準的と言うとおかしいですけれども、行われている状況ではないと思うのです。医師で
あれば、例えば学会であったり、あるいは研究だったり、医療倫理に関する講習だったり、
そういうのは専門研修を受けるときのプログラムで絶対必須であったりしますけれども、
これもやはりある程度全国規模で行われています。ただ、救急救命士に関しては、恐らく
各所属、各地域等で自主的にやっているのがメインだったりするので、やはりこういった
処置拡大をしていくときに、やはり医療倫理に関することをきちんと系統立って、義務づ
けるというのはおかしいですけれども、必須項目としてまずやった上で、やはりある程度
同じチームでやっていくといったときには、今、どの医療職種に関しても倫理というのは
かなり厳しく学ぶようになっていますので、ぜひ救急救命士も医療倫理をきちんと学ぶよ
うな状況を、全国レベル、国レベルと言ったらおかしいですけれども、そういった共通的
なものを少し提案しながら、やはりこれはとてもやっていくと、特に救急医療というのは
いろいろなことを現場で判断するし、かなり倫理的なことを考えながらやっていかないと
いう現場だと思いますので、そこを少し重点的に教育できるシステムを、教育しなくては
いけない体制づくりにみんながいろいろな職種の経験とか知恵を合わせて行っていったほ
うがいいかなと思いますので、これは提案として検討項目としてお願いしたいと思います。
○児玉座長

ありがとうございます。

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