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【参考資料3】第1回救急医療の現場における医療関係職種の在り方に関する検討会ワーキンググループ議事録 (3 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_37777.html |
出典情報 | 救急医療の現場における医療関係職種の在り方に関する検討会ワーキンググループ(第2回 2/7)《厚生労働省》 |
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これまで病院前での実施を前提としてきた救急救命処置を病院内で実施するに当たって、
運用面での課題が見えてきたことや、救急医療のさらなる質の向上に向けて、救急救命処
置範囲の拡大についての要望があることから、医師の指示の下に救急救命士が実施する処
置に関する事項について検討を行うワーキンググループを開催することといたしました。
検討事項として、救急救命士が実施する救急救命処置の検討についてと記載させていた
だきましたが、これは単に処置を追加、除外するといったことにとどまらず、例えば消防
機関所属、医療機関所属の救急救命士では求められる役割、機能が異なるわけですが、そ
の教育体制や質の担保をどのように行うべきか、職種間の連携をどうすべきかといった内
容までこのワーキンググループで検討いただきたいと考えております。
構成員につきましては、資料2が御芳名及び所属役職の一覧となります。法改正に伴い、
救急救命処置の議論の場も病院前に限定せず、医療機関内での多職種連携の視点が必要と
なったことから、処置の実施者として消防機関や医療機関に勤務する救急救命士の現場の
視点、また、救急救命士養成研究機関からの学術的な視点に加え、病院前救護、救急医療、
救急看護に関する学術的な視点からの御意見、また、医師、看護師、コメディカルなど、
職種を代表して、さらに病院を代表しての御意見、そして、医療倫理や法学的な視点から
も御意見をいただいて議論ができるよう、皆様に御参画をお願いさせていただきました。
また、座長は先ほど児玉先生にその労をお引き受けいただくことが決まったところでは
ありますが、座長は必要に応じて構成員以外の関係者の出席を求めることができるとして
おります。今後、個別の処置の検討につきまして、医師法や医療法との関係、さらに医療
訴訟について専門的な知見が必要と判断した場合には、適宜招聘し、有識者の立場から議
論に御参画いただくことを想定しております。
項目4の運営に関しましては、先ほどおおむね説明した内容ですので割愛させていただ
きます。
続きまして、本ワーキンググループ開催の経緯と今後の進め方等について御説明させて
いただきます。資料3をお手元に御準備ください。
なお、今回のワーキンググループの背景となる令和3年の救急救命士法改正について及
び本ワーキンググループ内での検討について整理の参考としました救急救命処置検討委員
会の関連資料集、また、親会に当たる救急医療の現場における医療関係職種の在り方に関
する検討会の開催要項と構成員名簿、また、今年6月に閣議決定されました本ワーキング
グループ開催について記載した規制改革実施計画につきましては、参考資料の1から4の
ほうにつけさせていただいております。時間の関係上、こちらは説明を割愛させていただ
きますので、適宜御参照いただければ幸いです。
それでは、資料3を基に説明してまいります。
まず1ページおめくりいただきまして、救急救命士とはどういった資格職かということ
を一枚にまとめております。平成3年の救急救命士法制定に伴って誕生した国家資格で、
救急現場及び搬送途上における応急処置の充実と救命率の向上を図ることがその目的です。
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運用面での課題が見えてきたことや、救急医療のさらなる質の向上に向けて、救急救命処
置範囲の拡大についての要望があることから、医師の指示の下に救急救命士が実施する処
置に関する事項について検討を行うワーキンググループを開催することといたしました。
検討事項として、救急救命士が実施する救急救命処置の検討についてと記載させていた
だきましたが、これは単に処置を追加、除外するといったことにとどまらず、例えば消防
機関所属、医療機関所属の救急救命士では求められる役割、機能が異なるわけですが、そ
の教育体制や質の担保をどのように行うべきか、職種間の連携をどうすべきかといった内
容までこのワーキンググループで検討いただきたいと考えております。
構成員につきましては、資料2が御芳名及び所属役職の一覧となります。法改正に伴い、
救急救命処置の議論の場も病院前に限定せず、医療機関内での多職種連携の視点が必要と
なったことから、処置の実施者として消防機関や医療機関に勤務する救急救命士の現場の
視点、また、救急救命士養成研究機関からの学術的な視点に加え、病院前救護、救急医療、
救急看護に関する学術的な視点からの御意見、また、医師、看護師、コメディカルなど、
職種を代表して、さらに病院を代表しての御意見、そして、医療倫理や法学的な視点から
も御意見をいただいて議論ができるよう、皆様に御参画をお願いさせていただきました。
また、座長は先ほど児玉先生にその労をお引き受けいただくことが決まったところでは
ありますが、座長は必要に応じて構成員以外の関係者の出席を求めることができるとして
おります。今後、個別の処置の検討につきまして、医師法や医療法との関係、さらに医療
訴訟について専門的な知見が必要と判断した場合には、適宜招聘し、有識者の立場から議
論に御参画いただくことを想定しております。
項目4の運営に関しましては、先ほどおおむね説明した内容ですので割愛させていただ
きます。
続きまして、本ワーキンググループ開催の経緯と今後の進め方等について御説明させて
いただきます。資料3をお手元に御準備ください。
なお、今回のワーキンググループの背景となる令和3年の救急救命士法改正について及
び本ワーキンググループ内での検討について整理の参考としました救急救命処置検討委員
会の関連資料集、また、親会に当たる救急医療の現場における医療関係職種の在り方に関
する検討会の開催要項と構成員名簿、また、今年6月に閣議決定されました本ワーキング
グループ開催について記載した規制改革実施計画につきましては、参考資料の1から4の
ほうにつけさせていただいております。時間の関係上、こちらは説明を割愛させていただ
きますので、適宜御参照いただければ幸いです。
それでは、資料3を基に説明してまいります。
まず1ページおめくりいただきまして、救急救命士とはどういった資格職かということ
を一枚にまとめております。平成3年の救急救命士法制定に伴って誕生した国家資格で、
救急現場及び搬送途上における応急処置の充実と救命率の向上を図ることがその目的です。
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