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【参考資料3】第1回救急医療の現場における医療関係職種の在り方に関する検討会ワーキンググループ議事録 (27 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_37777.html
出典情報 救急医療の現場における医療関係職種の在り方に関する検討会ワーキンググループ(第2回 2/7)《厚生労働省》
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ただ一方で、先ほどありましたとおり、決して緊急性が非常に高い状況ではないことも
あるかと思います。そういった場面におきまして、病院の救急車の運用について、かかる
経費が病院の持ち出しになってしまいますと、なかなか病院の救急車の運用が促進されな
いことかと思います。ですので、医療機関の救急車をどのように活用できるのか。さらに
は、どのようにしたら効率的に、いわゆる率先をして医療機関として病院の救急車を活用
できるのかというところをまずは論点にして、決して今の119番の転院搬送を規制するの
ではなくて、病院の救急車をうまく活用できるような方策を考えていくことが必要だと思
います。
○児玉座長

ありがとうございます。

本多先生、お願いします。
○本多構成員

多分いろいろな話が混じってだんだん広がりつつあるので、まとめないと

いけないかなと思って、一つ提案なのですけれども、私が今申し上げたかったのは、一つ
の業務として救急救命士が役立つ、あるいは働く場所として病院間搬送というのがある。
それをもう少しきちんと定義づけることが必要であって、さっき言ったとおり、実は民間
救急も入る話だったり、実は民間救急で救急救命士資格を持っている人たちが結構酸素投
与したりして動いたりした事業者もあったりして、どんどんそこが活躍したり、いろいろ
幅があるのですけれども、病院のほうを振り返ってみると、病院のほうで絶対救急車を持
って転院搬送にやらなくてはいけないというところまで実はまだ成熟している状況でもな
いので、ただ、今話があった、救急件数が増えている。病院側も今連携が増えている。何
とか患者さんを、軽症だったらいいのですけれども、ある程度重症な患者さんだったり、
あるいは不安定な患者さんも含めて移送するという病院間搬送というところに救急救命士
の役割を落とし込むというところを、この場でいろいろな立場が出ていますので、お話を
しながら一つにできるのかなと。これは比較的、中でどんなことを処理するかとなるとま
た先の話ですけれども、今、実際に行われ始めているところがありますので、これは多分
いろいろな地域の実情とかを現場も聞いていますので、それを基に一つの役割として病院
間搬送もきちんと定義づけて、そこにトラブルも含めた対応とかもしていくと進んでいく
のかなという気がします。
○児玉座長

貴重な意見をありがとうございます。

ほかはいかがでしょうか。大体一通り御意見をいただけましたでしょうか。
お願いします。
○加納構成員

病院間搬送の件なのですが、コロナの間に民間救急なるものが出てきて、

いろいろな形の搬送をやったという話も聞いておりますけれども、まずは我々病院にとり
まして、今、救急病院は救急車を持っている場合がかなり増えてきているということがあ
り、我々で、災害支援のときのAMATというのがあり、原則自院の救急車でそれぞれ災害地
へ行くということもしております。そういう意味では、今後はやはり積極的に病院の救急
車を使うということを前提にいろいろなことを考えていただければと思っております。民

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