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内閣総理大臣表彰・厚生労働大臣表彰(優良賞)受賞事業者 取組事例集 (13 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/kaigo-hyosyo.html |
出典情報 | 内閣総理大臣表彰・厚生労働大臣表彰(優良賞)受賞事業者 取組事例集(2/27)《厚生労働省》 |
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取組を継続するには?
•
過去6年間の常勤介護職員10名の離職率は0%(H29年4
月~R5年3月)
•
介護事故件数は60%削減(H30年度~H31年度)
最初 に 取 り 組 ん だ こ とは?
施設長
鈴木さん
理由もわからず、 経 営層 か ら頭 ご
なしに「この介護 ロ ボッ ト を使 っ
てください」と指 示 する の では 、
職員が目的を理解できず、仕 事に 対
するモチベーショ ン が下 が って し
まいます。結果と し て、 継 続的 に
テクノロジーを活 用 する こ とは で
きなくなってしま い ます 。
職員がモチベーシ ョ ンを 高 く維 持
するためには、経営層が積極的に
情報を開示し、どのよ うな こ とに
課題意識を持って い るの か 、現 場
に共有することが 大 切で す 。
鈴木さん
最初に取り組んだことは、テクノロジーの活用を推進する
チームを組み、課題を抽出することでした。課題は、職員
の声やアンケートから収集しました。そうすると、腰痛に
よって離職者や休職者が出てしまっている現状が明らかに
なったため、さらにその原因を探りました。
また、介護事故の件数が多いという課題もあったため、見
守りセンサーの導入も検討いたしました。
テクノロジーの活用による安心・安全な職場づく
りを進めていくにあたり、大切にしていること
施設長
施設長
仕事に対する姿勢の変化
現場マネージャー
三浦さん
腰痛の軽減や業務の効率化により、
仕事の質が上がりました。結果とし
て、仕事にやりがいが出てきて職員
が定着するようになっています。
また、テクノロジーを活用する職場
となったことで、変化を受け入れ柔
軟に対応できる組織風土が醸成され
たと考えています。
鈴木さん
施設長である私がテクノロジーの導入を決めたとしても、
実際に使うのは現場の職員です。そのため、私自身が現場
を知り、現場職員の課題をくみ上げ、現場の課題に則した
テクノロジーを選択する必要があります。
そのためには、現場とのコミュニケーションが欠かせませ
ん。私からの一方向だけではなく、職員からも意見を挙げ
やすくするために、顔を合わせることができる会議や意見
交換の場をあえて設定しています。
現場マネージャー
地域に普及するために
施設長
鈴木さん
年間を通して、施設見学を受け入れ
ています。また、自分たちで実施し
ている取組を発表する場を積極的に
取得しに行っています。
三浦さん
小さな問題を放置しないことです。いまは小さくても、今
後大きくなっていくと考えられるので、できる限り早く対
応するようにしています。小さな不満や問題が積み重なる
と、テクノロジーが「使えない」印象を生み出してしまい
ます。
また、経営層・マネジメント層・現場層から複数の層が参
加する会議体を複数設けることで、職階の離れた職員同士
の活発なコミュニケーションを図っています。
鈴木さん(左)、三浦さん(右)
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取組を継続するには?
•
過去6年間の常勤介護職員10名の離職率は0%(H29年4
月~R5年3月)
•
介護事故件数は60%削減(H30年度~H31年度)
最初 に 取 り 組 ん だ こ とは?
施設長
鈴木さん
理由もわからず、 経 営層 か ら頭 ご
なしに「この介護 ロ ボッ ト を使 っ
てください」と指 示 する の では 、
職員が目的を理解できず、仕 事に 対
するモチベーショ ン が下 が って し
まいます。結果と し て、 継 続的 に
テクノロジーを活 用 する こ とは で
きなくなってしま い ます 。
職員がモチベーシ ョ ンを 高 く維 持
するためには、経営層が積極的に
情報を開示し、どのよ うな こ とに
課題意識を持って い るの か 、現 場
に共有することが 大 切で す 。
鈴木さん
最初に取り組んだことは、テクノロジーの活用を推進する
チームを組み、課題を抽出することでした。課題は、職員
の声やアンケートから収集しました。そうすると、腰痛に
よって離職者や休職者が出てしまっている現状が明らかに
なったため、さらにその原因を探りました。
また、介護事故の件数が多いという課題もあったため、見
守りセンサーの導入も検討いたしました。
テクノロジーの活用による安心・安全な職場づく
りを進めていくにあたり、大切にしていること
施設長
施設長
仕事に対する姿勢の変化
現場マネージャー
三浦さん
腰痛の軽減や業務の効率化により、
仕事の質が上がりました。結果とし
て、仕事にやりがいが出てきて職員
が定着するようになっています。
また、テクノロジーを活用する職場
となったことで、変化を受け入れ柔
軟に対応できる組織風土が醸成され
たと考えています。
鈴木さん
施設長である私がテクノロジーの導入を決めたとしても、
実際に使うのは現場の職員です。そのため、私自身が現場
を知り、現場職員の課題をくみ上げ、現場の課題に則した
テクノロジーを選択する必要があります。
そのためには、現場とのコミュニケーションが欠かせませ
ん。私からの一方向だけではなく、職員からも意見を挙げ
やすくするために、顔を合わせることができる会議や意見
交換の場をあえて設定しています。
現場マネージャー
地域に普及するために
施設長
鈴木さん
年間を通して、施設見学を受け入れ
ています。また、自分たちで実施し
ている取組を発表する場を積極的に
取得しに行っています。
三浦さん
小さな問題を放置しないことです。いまは小さくても、今
後大きくなっていくと考えられるので、できる限り早く対
応するようにしています。小さな不満や問題が積み重なる
と、テクノロジーが「使えない」印象を生み出してしまい
ます。
また、経営層・マネジメント層・現場層から複数の層が参
加する会議体を複数設けることで、職階の離れた職員同士
の活発なコミュニケーションを図っています。
鈴木さん(左)、三浦さん(右)
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