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内閣総理大臣表彰・厚生労働大臣表彰(優良賞)受賞事業者 取組事例集 (26 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/kaigo-hyosyo.html
出典情報 内閣総理大臣表彰・厚生労働大臣表彰(優良賞)受賞事業者 取組事例集(2/27)《厚生労働省》
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介護老人保健施設
さくらがわ
取組②

厚生労働大臣表彰

優良賞

外国人人材の育成・ノウハウの普及

取組の概要
• 外国人人材の介護福祉士の取得資格や就労を目的としたプログラムを策定してい
る。関係団体と連携することで、これらのプログラムを法人内の事業所に留まら
ず、他の施設でも活用できるように普及させている。
• 外国人の職員に介護福祉士の資格を取得してもらうことで長期的、計画的な雇用
に繋がった。
• 残念ながら、外国人職員というだけで軽視されるご家族様がおられる。そういっ
たご家族様への説明において、有資格者であり日本人と同等の能力を有している
とお伝えすることで、ご安心いただけることも多い。
取組のポイント
• 外国人人材が介護福祉士を取得することでプライドを持って働くことができる。
また、長期的に働ける人材確保に繋がる。
• 他事業所と連携することでノウハウ共有ができる。

なぜ外国人人材の育成・ノウハウの普及
に取り組んだのか?
理事長

得られた成果や効果は?

現場マネージャー

光山さん

一緒に働く仲間として、外国人の職員にも介護福
祉士を取ってもらいたいと考えていたためです。
彼らが介護福祉士の資格を取得することは、介護
サービスの質の更なる向上にもつながります。ま
た、より高いプライドを持って就業することにも
繋がります。
また、長期的・計画的な雇用という理由から、法
人内に留まらず、当法人で作成したプログラムを
大阪府や全国に発信しています。

北谷さん

外国人職員が介護福祉士を取得することは、や
はり長期的に働くことができる人材を獲得でき
るという点で助かっています。また、先輩職員
のモチベーションアップにも繋がりました。さ
らに、関係団体のプログラムに参加することで
他法人と関わりを持つことができるため、困り
ごとを相談することや、ノウハウの交換ができ
ています。
数値で見る成果


これまで介護福祉士の資格を取得した外国人職
員は施設内で17名



介護福祉士の割合は、72.7%(H30年度)
→88.5%(R4年度)と増加
※全国の介護職員における介護福祉士の取得割合は
54.7%(R4年度介護労働実態調査より)

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