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内閣総理大臣表彰・厚生労働大臣表彰(優良賞)受賞事業者 取組事例集 (34 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/kaigo-hyosyo.html
出典情報 内閣総理大臣表彰・厚生労働大臣表彰(優良賞)受賞事業者 取組事例集(2/27)《厚生労働省》
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特別養護老人ホーム
ロング・ライフ
取組②

厚生労働大臣表彰

優良賞

地域住民や新任職員の人材育成

取組の概要
• 人材の確保を目指して、地域住民を対象とした介護の基本的な知識に関する研修
会を実施し、新たな入職者を確保した。
• また、人材を定着させるために、介護職員の人材初任者研修にかかる受講料の無
料化や、法人内外における研修会の開催等に積極的に取り組んでいる。
取組のポイント
• 他法人・事業所と連携することで、人材確保や育成に関するノウハウが得られる。

なぜ、地域住民や新任職員の人材育成
に取り組んだのか?
理事

森さん

得られた成果や効果は?

理事

森さん

きっかけは、東日本大震災です。市内の若い働き
手が減り、いつ人材不足に陥るかわからない危機
感がありました。しかし、当時の平均勤続年数は
3年でした。

初任者研修の受講料を無料にすることや、研修
会の開催、その他にも就職してくださった方の
歓迎会等を通じて、シニアの介護助手が増えま
した。いまは80歳定年制も採用しています。

人材を確保し、さらに長く働けるようにするため
には、地域の方に介護業界に興味関心を持っても
らうこと、さらには、職員一人ひとりのレベル
アップを図ることが必須だと考えたため、人材育
成に取り組みました。

また、研修にグループワークを設けることによ
り、職員の主体性の向上やスキルアップに繋が
りました。
研修は毎月~2か月に1回程度実施しているの
で、中途で入職しても利用者対応がしやすくな
る、すなわち、職員間でケアの水準をある程度
統一することができています。

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