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内閣総理大臣表彰・厚生労働大臣表彰(優良賞)受賞事業者 取組事例集 (23 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/kaigo-hyosyo.html
出典情報 内閣総理大臣表彰・厚生労働大臣表彰(優良賞)受賞事業者 取組事例集(2/27)《厚生労働省》
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数値で見る成果
<人材確保の観点>

<人材育成の観点>



参加法人の新卒者離職率は28%から11%に減少





インターンシップ等参加者は34名(R2年度)、48名
(R3年度)と拡大

新規採用者から役職者までの階層別研修は年
間60回程度、開催している。



各法人の参加者は毎年1,000名を超える。

最初に 取 り 組 ん だ ことは?
理事長

山田さん

<人材確保の観点>
グループ共同で専任の人材確保担当者を配置しています。
また、京都府による「きょうと人材育成認証制度」を活用
して、働きやすい職場環境づくりに努めています。このよ
うに連携法人と行政の仕組みを両輪で活用しています。
<人材育成の観点>

将来的に人材交流を進めていく必要があると考え、まずは職
員育成の土壌づくりを共同で行うことを目指して、スーパー
バイザーが各法人を週に1~2回、巡回し各法人の課題を把握
しました。現場の課題をくみ上げ、支援する組織風土や仕組
みを標準化することが必要であると考えていました。

法人間 連 携 に よ る 人材育成・確保を
推進し て い く に あ たり、大切にしていること
理事長

山田さん

<人材確保の観点>
グループでの働きやすい雇用環境づくり、専門職の多様な
キャリアデザインを創ること、無資格・未経験の方にも安
心して働けることなどを大切にしています。
参加法人は、人が集まり育つ職場となること目指しており、
そのような共同の取り組みを行っているグループであるこ
とを外部にも発信することが重要だと考えています。
施設長

仕事に対する姿勢の変化
現場マネージャー
山﨑さん・垣内さん

人材育成の進め方が明文化されているの
で、育成内容が属人的になりません。そ
のため、教える側の育成水準が担保され
るようになりました。また、教わる側も
安心して業務に取り組むことができてい
ます。

これから働きやすい職場環境づくり
に取り組まれる方へのメッセージ
私共の実践も、未だ試行錯誤の連続です
が、うまくいかないときにこそ自分たち
の目標に立ち戻り、課題解決をしていき
たいと思っています。
働きやすい職場環境づくりの取組を通し
て、利用者へのケアの質が向上し、利用
者を取り巻く家族・地域住民の暮らしが、
豊かになることなど、目指すべき姿を職
員間で共有しながら取り組むことが大切
だと考えます。

杉原さん

<人材育成の観点>
統一研修を行うにあたって、スーパーバイザーの巡回に
よって明らかになった課題をもとに、人材育成のための研
修を組み立てました。
実際に研修を実施してみると、やはり現場の課題や要望を
きちんと汲みあげて、それらを具体的な研修内容に落とし
ていくことで実が生まれると実感しました。

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