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内閣総理大臣表彰・厚生労働大臣表彰(優良賞)受賞事業者 取組事例集 (15 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/kaigo-hyosyo.html |
出典情報 | 内閣総理大臣表彰・厚生労働大臣表彰(優良賞)受賞事業者 取組事例集(2/27)《厚生労働省》 |
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仕事に対する姿勢の変化
最初に 取 り 組 ん だ ことは?
現場マネージャー
三浦さん
ある日の申し送りの際に、「介護職員が休みを取れない職
場はブラック企業だ」というコメントが施設長から挙がり、
取組をはじめるきっかけとなったように感じています。
施設長自らの熱い宣言によ
り、職員の熱量が一気に上
がったのではないでしょう
か。トップが職場を改善し
ていきたい、職員の働きや
すい職場環境を実現したい
と現場に共有することが大
切だと考えています。
現場マネージャー
三浦さん
業務が大変なのはあたり前、改善すると
いう発想がない状態から、日々の業務を
常に改善していく、課題を見つけていく、
という意識が根付いたように感じていま
す。また、うまくいったことを積極的に
共有する文化も芽生えました。成功体験
を共有することで、他の職員も試してみ
たいと思うようになるのです。
地域に普及するために
施設長
鈴木さん
年に1回、法人の事例研究発表研修の場
や福祉介護業界の研究発表の場を活用し
て、取組を発表しています。
ガイドラインを活用した現場改革を
推進し て い く に あ たり、大切にしていること
施設長
これから働きやすい職場環境づくり
に取り組まれる方へのメッセージ
鈴木さん
施設長と現場のマネジメント層で現場の課題を収集し、取
組内容を決めています。ただし、取組をやってねと押し付
けるのではなく、職員と一緒に進め方を検討し、悩むよう
にしています。
そうすると、なぜこの取組をやる必要があるのか伝わりや
すくなり、納得して取り組んでもらえるようになります。
現場マネージャー
三浦さん
1つは、丁寧に課題を抽出することです。ここで現場の課
題が粗いと、その後の取組内容の方向性を誤ってしまうこ
とになってしまいます。
もう1つは、取組を始めたばかりの際は、一時的に今まで
のやり方の方が効率が良い、すなわち、新しい取組を行う
と一時的に効率が下がるのが自然、ということをいつも念
頭に置いておくことです。これをガイドラインではU字の
法則と呼んでいます。
この段階を我慢して抜けていくと、業務効率がぐっと向上
するのです。
施設長
鈴木さん
介護職員が働きやすい職場環境は、他の
職員にとっても働きやすい職場環境であ
り、何より利用者にとって過ごしやすい
生活環境につながると思います。テクノ
ロジーの活用や多職種協働の推進が介護
業界全体に広がり、介護業界全体が働き
やすい職場環境になることを祈念してお
ります。今こそ生産性向上ガイドライン
を手に取り、共に現場改革を推進してい
きましょう!
現場マネージャー
三浦さん
ICTや介護ロボットといった様々なテク
ノロジーの活用が、介護職の専門性を向
上させ、離職せず長く働ける職場環境を
つくり、結果として質の高いサービスに
繋がると感じています。
介護職であればプロとしてテクノロジー
を活用し、働きやすい職場環境を目指し
ましょう!
15
最初に 取 り 組 ん だ ことは?
現場マネージャー
三浦さん
ある日の申し送りの際に、「介護職員が休みを取れない職
場はブラック企業だ」というコメントが施設長から挙がり、
取組をはじめるきっかけとなったように感じています。
施設長自らの熱い宣言によ
り、職員の熱量が一気に上
がったのではないでしょう
か。トップが職場を改善し
ていきたい、職員の働きや
すい職場環境を実現したい
と現場に共有することが大
切だと考えています。
現場マネージャー
三浦さん
業務が大変なのはあたり前、改善すると
いう発想がない状態から、日々の業務を
常に改善していく、課題を見つけていく、
という意識が根付いたように感じていま
す。また、うまくいったことを積極的に
共有する文化も芽生えました。成功体験
を共有することで、他の職員も試してみ
たいと思うようになるのです。
地域に普及するために
施設長
鈴木さん
年に1回、法人の事例研究発表研修の場
や福祉介護業界の研究発表の場を活用し
て、取組を発表しています。
ガイドラインを活用した現場改革を
推進し て い く に あ たり、大切にしていること
施設長
これから働きやすい職場環境づくり
に取り組まれる方へのメッセージ
鈴木さん
施設長と現場のマネジメント層で現場の課題を収集し、取
組内容を決めています。ただし、取組をやってねと押し付
けるのではなく、職員と一緒に進め方を検討し、悩むよう
にしています。
そうすると、なぜこの取組をやる必要があるのか伝わりや
すくなり、納得して取り組んでもらえるようになります。
現場マネージャー
三浦さん
1つは、丁寧に課題を抽出することです。ここで現場の課
題が粗いと、その後の取組内容の方向性を誤ってしまうこ
とになってしまいます。
もう1つは、取組を始めたばかりの際は、一時的に今まで
のやり方の方が効率が良い、すなわち、新しい取組を行う
と一時的に効率が下がるのが自然、ということをいつも念
頭に置いておくことです。これをガイドラインではU字の
法則と呼んでいます。
この段階を我慢して抜けていくと、業務効率がぐっと向上
するのです。
施設長
鈴木さん
介護職員が働きやすい職場環境は、他の
職員にとっても働きやすい職場環境であ
り、何より利用者にとって過ごしやすい
生活環境につながると思います。テクノ
ロジーの活用や多職種協働の推進が介護
業界全体に広がり、介護業界全体が働き
やすい職場環境になることを祈念してお
ります。今こそ生産性向上ガイドライン
を手に取り、共に現場改革を推進してい
きましょう!
現場マネージャー
三浦さん
ICTや介護ロボットといった様々なテク
ノロジーの活用が、介護職の専門性を向
上させ、離職せず長く働ける職場環境を
つくり、結果として質の高いサービスに
繋がると感じています。
介護職であればプロとしてテクノロジー
を活用し、働きやすい職場環境を目指し
ましょう!
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