よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


内閣総理大臣表彰・厚生労働大臣表彰(優良賞)受賞事業者 取組事例集 (19 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/kaigo-hyosyo.html
出典情報 内閣総理大臣表彰・厚生労働大臣表彰(優良賞)受賞事業者 取組事例集(2/27)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

最初に 取 り 組 ん だ ことは?

法人内に普及するために
常務理事

常務理事

古柴さん

古柴さん

職員から上司を飛び越して、直接、経営層に改善提案を挙
げる制度を設けました。
例えば、有給を一時間単位で使いたい、夜勤免除の職員を
増やしたい、という意見がありました。
このような課題を拾い上げていくうちに、経営陣も多様な
働き方に柔軟に対応する必要がある、と気が付くことがで
きました。

業務の改善活動や多様な働き方の推進
の他にも様々な取組を行っているため、
それぞれの方向性がブレないようにす
る必要があります。
そのため、中期経営計画を策定してい
ます。中期経営計画の作成にあたって
は、職員で構成されたワーキングチー
ムを組み、また、職員からパブリック
コメントを募り、ささづ苑全体の方向
性を一緒に考えています。

多様な 働 き 方 を 推 進していくにあたり、
大切に し て い る こ と

また、経営者として、スローガンを常
に口癖のように職員に伝え、同じ方向
を向いて仕事ができるように努めてい
ます。

常務理事

古柴さん

それぞれの職員の事情はあれど、できる限り長く働けるよ
うな体制を作りたいと考えています。
そのため、職員から挙がった悩みや課題に対して自分事の
ように親身になり、一緒に解決策を考えることを大切にし
ています。

また、意見や提案を積極的に聞く姿勢を常に持つことを大
切にしています。勇気を持って挙げてくれた意見をはねの
けてしまうと、部下はついてこなくなります。

仕事に対する姿勢の変化

~管理職になった方や、新卒で入職した方の声~


パート職員から正職員登用、現在は介護事業部門次長
として認められ、やりがいを感じます。



出産、子育て、ハラスメント等に関する相談窓口が設
置されており安心です。



採用育成定着化委員会があり、採用した職員について
「全職員で育成」という育成方針を統一、指導者と一
体的にケアを学ぶことができました。



福祉教育機関と連携し、調査協力、施設見学、個別相
談会等実施、また、積極的に実習生受け入れしており、
学生時代からのかかわりがあって良かったです。



管理職の質向上研修を通じ心理的安全性を学び、キャ
リアアップに活かしています。

これから働きやすい職場環境づくり
に取り組まれる方へのメッセージ
地域、職員の声を聞くシステムを構築し、
稼働させることから始めていくのが第一
歩ではないかと考えます。
そこから、住み慣れた地域で入居者利用
者様(家族)、地域の方々、そして、職
員も幸せに暮らしていくために、一人一
人が課題解決に挑み、実践評価を繰り返
し、ブラッシュアップしていきます。
その中でも、法人ではICTや介護ロボッ
トを積極的に導入活用したことが、職場
環境を大きく変革させたと実感しており
ます。
やれることから目をそらさず、とりあえ
ずやってみよう!をモットーにウエル
ビーイング(真の幸せ)を実現させま
しょう。

19